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死に方がわからない

門賀美央子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575317428
ISBN 10 : 457531742X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自殺マニュアルではありません。
「ひとりっ子親なし配偶者なし子なし」のひとり暮らしが増えている昨今、若くても、親兄弟がいても、いつなんどき部屋で倒れたり不幸にも亡くなってしまうという、孤独死ならぬ孤立死をしてしまうかわかりません。
本書は、ボッチのみなさんがいかに部屋で腐らず、綺麗に人生を閉じるかを、実例を挙げながらユーモア溢れる文章で指南する”実用エッセイ”。垣谷美雨氏絶賛です!


【著者紹介】
門賀美央子 : 1971年、大阪府生まれ。文筆家。主に文学、宗教、美術、民俗関係の分野を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    満点とは言えないまでも、取り敢えず何とか生きている今だから・・沢山のわからないに正面から取り組むのは有りだとは思う。とは言っても私は90過ぎの母を彼岸に送り出すまでは、いつ死んでもいいとは言えない。孤立死はいやだけど孤独死は望むところではあるが。夫と息子はいるけれど、ボッチならないとは言えない。何が起こるかわからないのが人生だものね。面白く読んで分かった気になっても、多分いろんなことにバタバタ・あたふたするはずの私。でも、出来るだけ潔く自分の人生は片づけたいなぁ。

  • レモングラス

    家で一人でいる時に倒れて動けなくて救急車を呼ぶこともできず、子どもの幼稚園のお迎えにも行けず連絡もできず困ったと30代の友人が言っていた。知人の60代のシングルの女性は入院の保証人などで困ったと。兄弟姉妹や子ども夫婦と疎遠な人も多い。これからは一人世帯もどんどん増える。何となくは考えてはいても解決策というほどのものもないが、何かあった時の対処法や助け合える関係について、もう少し具体的に考えておこうと思わせてくれました。アラフィフの著者がいろいろ考えて調べてみてのエッセイ。

  • 読特

    「死して屍拾う者なし。死ぬに任せる。亡骸は捨て行くまま」。現代人が隠密になることは許されない。慰みであるはずの弔いが、今では残されたものの負荷になっている。関係先への連絡、葬送儀礼、遺骨の埋葬、遺品整理、金融資産の相続先、口座引き落としの停止、各種会員の脱会、SNSアカウントの廃止、ペットの行先…。自分のことでアタフタされる姿は想像したくない。終わり悪ければすべて悪し。人生の答えの究極はそこにある。人の寿命は推定不能。いつ不慮の死を遂げるかわからない。責任ある終わり方。エンディングノートをつけておかねば。

  • pohcho

    独身、子なし、きょうだいなし。アラフィフのフリーライターが人生の終りについてあれこれ考えるエッセイ。著者の暮らす横須賀市の「わたしの終活登録」は素敵。他の自治体にも広がればいいのに。単身者の死後、遺骨のひきとり手が見つからない原因はスマホに納得(ロックがかかってて中が見られないから)。葬儀も永代供養もしてもらえるから、大学への献体が人気すぎて余っているというのはびっくり(世知辛い・・)。地域新聞を購読する、老後資金の資産運用などの軽めの話題もあり。読みやすくてためになるエッセイだった。

  • nyaoko

    面白かった。びっくりするくらい良かったし、為になった。これはいい。既婚で子持ちの私であるが、同年代の友達と比べたらおひとり様の確率は非常に早く高く、そして長い。老いる前、老いてからの心得、死ぬ前、死んだ後の後始末とお値段。とことん調べあげていて素晴らしい。生きるも死ぬも金次第だが、老いるも老いた後も心構えと心意気である。

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