注文の多い美術館 美術探偵・神永美有 文春文庫

門井慶喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167909048
ISBN 10 : 4167909049
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
368p;16

内容詳細

榎本武揚が隕石から作ったという流星刀だが、刀身の成分を調べた結果、偽物と断定。しかし神永の舌は甘みを感じていた(「流星刀、五稜郭にあり」)。佐々木の教え子・琴乃が結婚。婚家の家宝、支倉常長が持ち帰ったローマ法王の肖像画は本物なのか?(「B級偉人」)。味覚で美術品の真贋を見分ける美術探偵が大活躍!

【著者紹介】
門井慶喜 : 昭和46(1971)年、群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。平成15(2003)年、「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞。近年は推理小説に留まらず、時代小説にも進出。28年には『家康、江戸を建てる』がベストセラーとなる。同年、『マジカル・ヒストリー・ツアー』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を、さらには未来の大阪文化を担う人材に対して贈られる、咲くやこの花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 射手座の天使あきちゃん さん

    門井さん 祝・直木賞受賞との帯で手に取りましたが… 残念、趣味が合いませんでした❕ 登場人物がなんとなくタイプじゃないので、美術品や歴史的史実に関する蘊蓄に素直に感動出来ませんでした。 門井さんスミマセン! m(_ _)m

  • ふじさん さん

    味覚で美術品の真贋を見分ける美術探偵の神永美有が活躍するシリーズ三作目。美術品の真贋にまつわ関係者のやりとりの面白さはもちろん、思いがけない物が次々と出てきて、美術には素人の興味を巧みに引き出す。又、古今東西の美術についての蘊蓄や美術史に関わる歴史上の人物や事柄の話が読んでいて楽しい。さらに、読み手をハラハラドキドキさせるストーリーにも強く惹かれる。彼の違った作風の作品に触れて、新たな期待が膨らんできた。

  • のぶ さん

    シリーズの第三弾だと知らずにいきなり本作から入ったが、特に違和感なく読む事ができた。サブタイトルに「美術探偵・神永美有」とあったが、美術の話はあまり出てこず、むしろ歴史の話が中心だった。でもつまらないことはなく、いろんな知識が得られて楽しかった。榎本武揚の刀の話に始まり、サンピエトロ大聖堂の広場に関しての件等、興味の惹かれるものばかりだった。門井さんは過去に読んだ本のイメージと違った作風の本だったが、シリーズを遡り1作目から読んでみたい。

  • いたろう さん

    美術探偵・神永美有シリーズ第3弾。今作も、榎本武揚由来のサーベル、京都で出土した金印ならぬ銀印、ペリーが徳川家定に献上したという蒸気機関車、支倉常長が欧州から持ち帰ったというタペストリーなど、マニアックな品々が満載。美術ミステリというより歴史ミステリ、というか、お宝鑑定団?といった様相だが、その謎解きがやっぱり面白い。今作では、私=佐々木准教授の片恋の恋バナもあり、最後には、神永美有が、舌で真贋を感じることができるようになった、昔のエピソードも挿入され、謎解き以外のストーリーの面白さも。更なる続編を希望。

  • 大阪魂 さん

    美術探偵神永シリーズ第3弾。相変わらずぼけぼけの佐々木准教授が片想いの元教え子・琴乃のためにあーでもないこーでもないってあたふたおろおろ、最後は神永が神の舌でモノの真贋見極め真相暴き出すってお話6編。お題になったモノは蘊蓄つきで面白そーなんばっかし!榎本武揚から琴乃の先祖がもらった隕石由来って流星刀、金印とセットで卑弥呼がもらった?銀印、カエサルが北極星になぞらえられた古代の?モザイク画、ペリーが幕府に献上した蒸気機関車?の模型などなど!でも佐々木先生、恋にも破れるしもぉちょっとがんばってほしかったなあ…

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