Product Details
ISBN 10 : 4334037003
Content Description
主に関東地域で用いられる「馬鹿野郎」は、あいさつであり、照れ隠しであり、愛情表現であり、悲しみの表現でもあった。古事記・日本書紀から、明治・大正・昭和・平成の文学作品、はては国会論議から夫婦ゲンカに至るまで、悪態・罵倒語はどのように使われ、日本人の血となり肉となったのか。豊饒なる日本語の世界へ分け入る一冊。
目次 : 序章 バカヤロー!―あいさつから愛と悲しみまで/ 第1章 ブスとババアと淫乱と―女をののしる(ブス/ ババア/ 大根足/ 淫乱)/ 第2章 弱くてくさいは甲斐性なし―男をののしる(弱い/ ふぐりなし/ 甲斐性なし/ くさい)/ 第3章 犬は畜生、猫は泥棒―動物の悪態(犬畜生/ 泥棒猫/ 豚野郎/ オオカミ少年)/ 第4章 鼻くそほじって、クソ食らえ―排泄物で嗤う(屁のような/ 小便たれ/ 鼻くそ/ クソ食らえ)
【著者紹介】
長野伸江 : 1967年新潟県生まれ。ライター。早稲田大学法学部卒業。放送局勤務、編集プロダクションを経て独立。歴史・教育・生活分野を中心に執筆・編集を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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香菜子(かなこ・Kanako)
読了日:2018/08/09
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かもめ
読了日:2021/02/20
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