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憲法の理性増補新装版

長谷部恭男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130311861
ISBN 10 : 4130311867
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

立憲主義とは何か。憲法の本質に迫る名著に新章を追加、「攻撃される日本の立憲主義」「藤田宙靖教授の『覚え書き』について」「『義務なき働き』について」の三論考を補章として新たに収録。

目次 : 第1部 立憲主義と平和主義(平和主義と立憲主義/ 「国内の平和」と「国際の平和」―ホッブズを読むルソー/ 国家の暴力、抵抗の暴力―ジョン・ロックの場合/ 冷戦の終結と憲法の変動)/ 第2部 人権と個人(国家権力の限界と人権/ 芦部信喜教授の人権論―放送制度論を手掛かりとして/ 「公共の福祉」と「切り札」としての人権/ 「外国人の人権」に関する覚書―普遍性と特殊性の間/ 「国家による自由」/ 私事としての教育と教育の公共性/ 憲法学から見た生命倫理)/ 第3部 立法過程と法の解釈(討議民主主義とその敵対者たち/ なぜ多数決か?―その根拠と限界/ 司法の積極主義と消極主義―「第1篇第7節ゲーム」に関する覚書/ 法源・解釈・法命題―How to return from the interpretive turn)/ 補章

【著者紹介】
長谷部恭男 : 1956年広島に生まれる。1979年東京大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • すずき

    長谷部恭男の「憲法の○○」と題される論文集の中では一番重要論文が多いと個人的には思う。5章~7章で展開される、切り札としての人権/憲法上の権利の区分を前提とした一元的内在制約説批判周辺の議論や、12・13章での「正解探求手段としての民主主義」観、15章における法と解釈についてのホーリズム的見解など、長谷部憲法理論の中核をなし、かつ議論の完成度も非常に高い論文ばかりである。私自身は憲法学に明るくないが、それでも非常に楽しく読むことができた。(特に12章は政治哲学の民主主義論に興味がある人にも薦められる)

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