Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 歩月るな

  読了日：2022/06/27

  基本的にはドタバタの誘惑断ち切り劇で笑う所が多いのだが、硬三郎の名の通り逸物、ではなく鋼の意思を持っており、自分の持つ可能性に自信があるようにふるまってくれるお蔭で、男を食い物にして生きる自分たちの存在に対する疑義たる由縁を、もしや断ち切れる存在かと信じさせてくれる見せ場の多さ、そのまま魅力になっていると思う。ハーレム漫画の主人公としては０か１００かと言った存在感で、天然人たらし（相手は妖怪だが）の素養がありそうだ。最初の一週間からの精気提供で起承転結の承〜「りょう」の登場と母親の仄めかしで、転に繋げる。

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