サザエさん旅あるき 海外編

長谷川町子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022519252
ISBN 10 : 4022519258
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
180p;26

内容詳細

長谷川町子と旅する、昭和時代の海外旅行!1964年の海外渡航自由化後、アメリカやヨーロッパ、イラン、エジプトなど様々な国々を旅した長谷川町子。『サザエさん旅あるき』の貴重なラフスケッチから、旅先で撮影した写真や購入したお土産の数々を初収録!

目次 : 第1章 町子と海外旅行/ 第2章 サザエさん旅あるき 海外編/ 第3章 サザエさんたちも海外旅行へ/ 第4章 町子が残した旅の思い出

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こふみ さん

    2023年8月に長谷川町子美術館で開催された「サザエさん旅あるき 海外編」をもとに作成された本。漫画の制作過程も分かり、もちろん漫画も楽しめる贅沢な一冊。実家にあった「よりぬきサザエさん」を読んだ子どもの頃を思い出し、なんだか昭和に戻ったような読書時間でした。またいつか読み返したい本です。

  • くさてる さん

    元々の旅歩き自体は文庫本で持っていたけど、こちらは大判、しかも下書きや長谷川町子自身の写真や持ち物の紹介、媒体によるVer違いまで収録されている豪華版で、長谷川町子の卓越したセンスが楽しめるものでした。いやほんとに絵がうまい。そしてデザインと色彩のセンスが素晴らしい。もちろん昭和の海外旅行の雰囲気も楽しめる、いわば上質のコミックエッセイで、ほんとうに良かったです。

  • スズコ(梵我一如、一なる生命) さん

    国立博物館のミュージアムショップに何故か置いてあって手に取る。旅好きで基本ツアー旅行に出られていた模様ですが、同じツアー客の階層が結構高め。イランにも度々行かれていて、インドにいきたかったと残す辺り、私と興味が被るのかも!長谷川町子美術館出版の本なので、オリジナル原稿や知人宛の手紙なども見られる。海外に全然行けてないので、良い刺激になった。着物でラクダに乗るなど、昔の女性は洋装がないからと海外でも着物で旅に出られていたのですね。あと端々に連載の辛さが滲み出ていて、長谷川町子さんの凄さを思う。

  • hitotak さん

    海外旅行をネタにしたまんがとその下書き、新聞に発表したエッセイ、旅先でのスナップ写真などがまとめられている。長谷川町子は1964年の海外渡航自由化の頃から精力的に旅に出ており、お土産を買いすぎてスーツケースに入らなかったり、和服を着ていたせいで大勢の客が観ているステージに無理やり上げられて踊ったこと、団体ツアーの人間模様等、海外旅行エピソードが満載で面白かった。旅先から飯沢匡氏宛に出した絵ハガキや帰国後の丁寧な礼状などが掲載されているが、マンガで書かれる特徴的な書き文字とは打って変わった美文字に驚いた。

  • 猪子 さん

    飯沢匡さん宛への手紙で、仕事への本音が書いてあるのが印象的でした。連載本当に大変だったんだろうな…。ボストンでのメニュー表を翻訳したものには笑った。

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人物・団体紹介

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長谷川町子

漫画家。1920年、福岡生まれ。女流漫画家として、日本で初めて大成功を収める。『サザエさん』は1949年から1974年まで朝日新聞に連載され、全国津々浦々、男女長幼を問わずみんなに愛された。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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