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系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史

長谷川政美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860644109
ISBN 10 : 4860644107
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

僕たちヒトとチンパンジーの共通祖先から、ヒトとゾウ、ヒトとキノコ、ヒトとシャクナゲまで…。かつて存在していた共通祖先にめぐり会う、壮大な進化の旅がはじまる!生きものフォト約600点、系統樹マンダラ9点掲載!!

目次 : 15億年の旅のはじまり/ ヒトに一番近い親戚/ ニホンザルとヒトの共通祖先/ マーモセットとヒトの共通祖先/ メガネザルとヒトの共通祖先/ ネズミとヒトの共通祖先/ クジラの祖先/ イヌとヒトの共通祖先/ ナマケモノとゾウとヒトの共通祖先/ 恐竜の絶滅と真獣類の進化/ 卵を産んでいた僕たちの祖先/ 恐竜から進化した鳥類/ 鳥類の系統進化/ カエルとヒトの共通祖先/ ナメクジウオとヒトの共通祖先/ ウミムシとヒトの共通祖先/ クラゲとヒトの共通祖先/ キノコとヒトの共通祖先/ シャクナゲとヒトの共通祖先/ 旅の終わり

【著者紹介】
長谷川政美 : 1944年生まれ。進化生物学者。復旦大学生命科学学院教授(中国上海)。統計数理研究所名誉教授。総合研究大学院大学名誉教授。理学博士(東京大学)。1993年に日本科学読物賞、1999年に日本遺伝学会木原賞、2003年に日本統計学会賞、2005年に日本進化学会賞・木村資生記念学術賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    先生のマンダラ(数種どれも小田隆さん画、木村デザイン事務所デザイン)を初めて見た時、わかりやすくて笑ってしまいました。系統樹には様々なデザインがあり、分かれ目も共通祖先や固有祖先の末端枝の位置に諸説があるため単一ではなく、そのせいで一般人は混乱してしまったりもするんですが、はじめの一歩としてこの本は大変楽しめる一冊だと思います。私があまりにも楽しそうに読んでいるので夫娘がのぞき込み、パラ見して去っていきました。このマンダラをコンピュータグラフィックスで3Dアニメにしたら絶対もっとわかりやすい!

  • 姉勤

    従来の人間を頂点とした縦に伸びる進化の系統樹ではなく、円の中心から放射状に進化の分岐で表し、これを曼荼羅に見立て、遺伝子的に人間に近い順に紹介、解説する(サルから順に単細胞生物まで)。古典的生物学では、見た目の相似形による分類やカテゴリ分けだったが、現代の遺伝子の近さからの生物を分類することを正解としている。効率良いエネルギーの摂取と子孫のためなら退化も厭わない。過去に数度あった大量絶滅を経て、生物の多様性と高機能を獲得した生物の様が、哀しくも人類が戦争を経験することで文明を高度化させてきた感に似ている。

  • dowalf

    ヒト、霊長類、ほ乳類、動物、植物、真核生物…15億年の進化の系統樹をさかのぼりながらヒトと地球の生き物たちの共通祖先をたどって行きます。見た目はそっくりなのに系統樹では全く離れたところに位置する生き物や、まさかこことここがそんなに近い親戚だったなんて!とびっくりするような生き物同士の関係が分かり、読んでいて楽しい一冊です。一方で、人間がいかにヒト中心の考えで生物を科学してきたかも分かり、何となく視野が広がるような気持ちになります。

  • pyonko

    面白いです。すべては一つから分化したとはいうものの、じゃあどこで分かれたのよっていうのが見えてきて面白い。

  • mft

    ウェブで読めるもの(https://kagakubar.com/mandala/mandala01.html 以下)の拡大版。読もうと思ったきっかけは、ハヤブサはタカの仲間じゃなくてインコに近いというようなツイートをみてググってみたところから。分子系統学に基づいて描かれた系統樹をヒトから枝のもう一方を紹介しつつ遡って、最終的にシャクナゲとの共通祖先にまで至る。系統樹マンダラという円周上に取り上げたい生物を並べて円の内部に系統樹を描く手法が一つのセールスポイントなのだが、正直そんなに見易くない

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