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妖怪サトリのウロコ落とし

長谷川まりる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092893382
ISBN 10 : 4092893388
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心は読めるが空気が読めない妖怪サトリ

主人公のサトリは、見た目は小学三年生、実は推定三百歳の妖怪。この妖怪サトリ、人の心は読めるが空気が読めないので、思ったことを正直に言って痛い目にあうこともしばしば。一方で、煩悩(苦しみを生む原因)をこじらせ妖怪になりかけている人間にも、サトリは正直な言葉を投げかける。するとその人の目からウロコがぽろり、人助けになることも。サトリは訳あってそのウロコを集めることにするのだが・・・・・・。
児童文学の賞を数々受賞している注目作家・長谷川まりる氏の、ちょっと怖いが心が晴れる短編連作。

【編集担当からのおすすめ情報】
心に抱えて誰にも打ち明けられないモヤモヤを言い当てられるのは、ちょっと怖いように感じますが、サトリの言葉には「人間への愛情」が根底にあるので、暗闇に光が差すような、霧が晴れるような心持ちになります。



【著者紹介】
長谷川まりる : 児童文学作家。『お絵かき禁止の国』で第59回講談社児童文学新人賞佳作を受賞、同作でデビュー。『かすみ川の人魚』で第55回日本児童文学者協会新人賞受賞。『杉森くんを殺すには』で第62回野間児童文芸賞を受賞

てんてこ : 2021年よりフリーのイラストレーターとして活動。キャラクターデザイン、グッズやMVのイラストを手がけるほか、アニメーションや漫画、書籍の装画など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鳩羽

    人の心が読める妖怪のサトリ。けれど、時々ノイズがかかったように、心が読めない人間がいて、サトリに鳥肌を立たせる。そういう人間は実は妖怪になりかけていて…。サトリは妖怪になりかけている子供たちを、助けることにする。…心は読めるけれど空気は読めないという、たまに無神経なせいでやらかしちゃうこともあるけど、概ね素直で優しいサトリを嫌うことは難しい。主に自分の心の問題で、闇堕ちしてしまった子供たちを救っていくサトリだが、原因も解決も他者には求めないスタンス、話のネタを、どのくらい続けられるのかなという気もする。

  • 芦屋和音

    小3娘と読了。人の心が読める妖怪サトリの見た目が小3くらいで親近感が湧き、百々目鬼が衝撃的だった娘。母的には二章の「苦手なら、距離を置けばいい」の所がとても良かった。「えー、ウロコ集めもう終わり?!」と言って読了した娘は、他の子たちが主人公のお話も読んでみたいそうです。

  • えびー

    中学年から。人の心が読める妖怪サトリが、悩める現代の子供達を助けるお話。内容と絵がとても合っていて楽しい。続いて欲しいな。買いたい。

  • まめもやし3

    サトリが人間のことを好きでいてくれるのがうれしい。銭天堂より優しいふんいき。シリーズが続いてくれるといいな。

  • のん@絵本童話専門

    小学生に人気が出そうな今時感もあり読み応えもある物語。人の心が読める妖怪サトリが、煩悩から妖怪になりかかっている人間を救い、その救った際に貰えるうろこを108枚集めて自分の真の願いを叶えるお話。個性豊かな妖怪のキャラクターもずらり、しかもうろこは家賃を払うためにせしめられ、一巻終わっても集まったのはまだ0枚。これは何年にも渡るシリーズとなりそう。一巻だけなら読んで楽しいと思う。文字量的に、中学年

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