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日本語「起源」論の歴史と展望 日本語の起源はどのように論じられてきたか

長田俊樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784385365084
ISBN 10 : 4385365083
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本語の起源をめぐる日本言語学史の光と影。国語学史、比較言語学、人類進化学など様々な領域からの考察。

目次 : 第1部 日本語の起源論から見た日本言語学史(借用語を中心とした古代の日韓の音韻の対応について/ 1940年代の日本語系統論―「放埒」と「禁欲」のあいだ/ 日本語の起源とチベット・ビルマ諸語―パーカーと西田龍雄の研究/ 古代朝鮮半島諸言語に関する河野六郎説の整理と〓倭同系の可能性/ パプア諸語と日本語の源流)/ 第2部 日本語の比較言語学研究(日本語アクセントの史的研究と比較方法/ 日本言語学史上の言文一致―司法界における思想・実践との比較/ 日本語アクセント史の再建をめざして/ 琉球語の起源はどのように語られたか―琉球語と九州方言の関係を問う)/ 第3部 日本語起源論にむけた様々なアプローチ(ゲノムデータと言語データの関係/ アイヌ語はどの言語と似ているか―対照文法の試み/ 日本言語学史序説―日本語の起源はどのように論じられてきたか)

【著者紹介】
長田俊樹 : 1954年神戸生まれ。総合地球環境学研究所名誉教授、神戸市外国語大学客員教授、国立国語研究所客員教授。1991年、インド・ラーンチー大学博士号取得。専門は言語学、南アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 中村明裕

    かつては日本中の多くの人々の熱狂的なまでの興味を掻き立て、数々の論争を巻き起こし、しかし今や忘れ去られ振り返る人もない「日本語の起源」。日本語の起源を追い求めてきた日本語研究の歴史と、未来の日本語研究への示唆を論じた、12編の論文集。刊行に向けた作業に使っていた研究室のエアコンが壊れて出版が遅れたという裏話。

  • Akiro OUED

    日本語起源論は、日本の国際的な立ち位置に影響を受けた。黄禍論に対抗するアーリア起源説や、南方進出を支援する南方起源説やら。世界の言語を習得したAIが、日本語以外の言語から日本語もどきを生成することができるか。日本語系討論と起源論とか、AIによって縮小する学問かも、言語学って。

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