マーダーズ 講談社文庫

長浦京

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065312209
ISBN 10 : 4065312205
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
492p;15

内容詳細

法の網をすり抜け、街なかに紛れる犯罪者たち―。商社マンの阿久津清春と現職刑事の則本敦子も、犯した殺人が露見されず過ごしていた。ふたりの罪の証拠を握る柚木玲美は、自殺とされた母の死と消息不明の姉の安否を清春と敦子に調べさせる。善悪では割りきれない正義とは。圧倒的迫力のクライムノベル。

【著者紹介】
長浦京 : 1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業。2011年『赤刃』で第6回小説現代長編新人賞を受賞。’17年デビュー2作目の『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞を受賞し、一躍ハードボイルド・冒険小説の名手として注目を集める。’19年『マーダーズ』(本書)で第2回細谷正充賞を受賞。’21年『アンダードッグス』(KADOKAWA)では第164回直木賞、第74回日本推理作家協会賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • えみ さん

    悪が悪を駆逐する、絶対犯罪の揃い踏み。まるで永久不変の憎悪が蔓延する箱庭に閉じ込められた犯罪者達を観察しているような気分になる。罪を憎み、人を疑い、悪を愛する、そんな者達の暗い嗤い。社会に何食わぬ顔で紛れ込んだ彼らが進むべき道とは?その先に待つのは天国か地獄か…。世間に露見していない殺人の証拠を持つという女・玲美に脅された男女・清春と敦子は彼女の母親の死の真相と消息不明の姉の行方を探すよう命じられる。狙われる命、脅かされる生活、秘密の死守と強奪の鬩ぎ合い。何もかも狂気染みている。が、しかし非難はできない。

  • かつおさん さん

    法で裁けない悪人を狩っていくだけの話かと思いきや、意外と奥深く、マインドコントロールされた殺人被害者たちが”悪人”を狩ることに躊躇しない”正義の原理主義者集団”となり、彼らを脅かす人々と警察を相手に闘う話。私刑を執行した主人公が別の殺人、失踪事件の捜査に強制的に駆り出され”正義の原理主義集団”と闘うという面白さ。法で裁けない悪人でも殺せば”殺人”。本庁の捜五の檜山課長のさばけ方がいい。警察にこんな人ばかりがいても困るけどいい味出してました。面白かった。

  • ドットジェピー さん

    面白かったです

  • はっか さん

    凄絶な話だった。壊れた信念、妄執、何が正しいのか…。割りきれないものが残ったけど、清春のその後が気になる。

  • ワンモアニードユー さん

    登場人物全員殺人犯。そんな中でも各人に入り組んだ事情が。軸になる3名はそれぞれ魅力的ですが、敵対する組織がどうもご都合主義的で、後半かなりダレてきました。描写とかはなかなかよかったのですが。別作に期待かな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

長浦京

1967年生まれ。埼玉県出身。法政大学経営学部卒業後、出版社勤務を経て、放送作家に。その後、闘病生活を送り退院後に初めて書き上げた『赤刃』で2011年に第6回小説現代長編新人賞、2017年に『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品