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フィリピンに消えた「秋田の軍隊」 歩兵第十七連隊の最後

長沼宗次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784870225886
ISBN 10 : 4870225883
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

被弾・疫病・餓死者が続いた「秋田の軍隊」!「平和への願い」を戦没者の霊に手向けよう!!戦没者1,500名を初めて市町村別に再編!令和に入って最初の快挙!「戦没者の遺霊」に哀悼を!!

目次 : 第1編 歩兵第十七連隊の最後(旧満州からルソン島へ/ マニラからバタンガス/ バタンガス港湾の守備/ マコロド山麓に退却して/ マニラ陥落で東方山地へクエンカ部隊の一ヶ月/ 追い詰められた日本軍/ 投稿と収容、軍事法廷/ 戦争終結に向けた動き/ 追録 蔦屋氏の戦争体験記録/ 余録 義兄の戦死と姉ハルのこと)/ 第2編 歩兵第十七連隊の戦没者名簿(秋田・南秋地区/ 大館・北秋地区/ 能代・山本地区/ 大曲・仙北地区/ 本荘・由利地区/ 横手・平鹿地区/ 湯沢・雄勝地区/ 秋田県外・不明者)

【著者紹介】
長沼宗次 : 1932年横手市生まれ。秋田県立横手美入野高校(現横手高校)卒業。北海道大学農学部農業経済学科卒業。公立高校教員・政党団体役員・秋南文化社主幹を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nnpusnsn1945

    歩兵第17連隊のフィリピン戦線について描かれている。元は戦記や連隊史だが、敵前逃亡者の処刑やゲリラ戦、伝染病に倒れる将兵、戦犯裁判等、戦場の実態が多く描かれている。本文は淡々とした記述であるが、より生々しさがある。野犬を始末する命令が出たようだが、敵に場所がばれないようにするためだったらしい。また、この戦いで夫をなくした著者の姉の話は重い。戦争とジェンダーについての問題も浮き彫りにされている。あとがきにて、連隊の文書焼却命令が戦闘後に下ったが、著者が言うように現代に通づる問題なのは言うまでもない。

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