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経済数学の直観的方法マクロ経済編 ブルーバックス

長沼伸一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062579841
ISBN 10 : 4062579847
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代の経済学は、物理学に基づく高度な数学を取り入れているため、難解なイメージがありますが、理系と文系の狭間を突くアプローチで直観的な理解の道が拓けてきます。本書では、「マクロ経済学編」として、最重要理論「動的マクロ均衡理論」を一気に理解することを可能にします。

目次 : 第1章 初級編/ 第2章 中級編/ 第3章 上級編/ 第4章 経済学部で知っておくべき微分方程式の基本思想/ 第5章 固有値の意味/ 第6章 位相・関数解析

【著者紹介】
長沼伸一郎 : 1961年東京生まれ。1983年早稲田大学理工学部応用物理学科(数理物理)卒業、1985年同大学院中退。1987年、『物理数学の直観的方法』の出版により、理系世界に一躍名を知られる。「パスファインダー物理学チーム」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    今まで経済学をあまり経験してこなかった、理系の人向きのような感じもします。数学的な観点からの経済分析的な方法を説いています。理系の人が書かれている割には文系の私にとっても数学との橋渡し的な役割を果たしてくれています。最近はマクロ経済学よりもミクロの分野での数学を使う方が増えている気がします。いい本であるという気はしました。

  • ゲオルギオ・ハーン

    物理学の解説書を出している著者が書いた経済モデルの解説本。学部生のテキストで出てくる経済モデルについて、物理学の立場から解説していて切り口的に面白いし、物理の人たちは経済モデルを見て考えることの一例としても読める。経済モデルで使われている数式の起源やそもそものアイディアが書かれているので「なんでこんな数式を勉強するんだ (使っているんだ)」という疑問へのひとつの答えでもある。ただ、経済学に詳しいわけではないのでケインズ経済学を舐めすぎだろという点や数式以外のことは知らない点が散見される。

  • kochi

    名著『物理数学の直感的方法』の著者が経済数学の二大難問のうちの一つ、動的マクロ均衡理論の直感的解説に挑戦!動的マクロ均衡とは、解析力学の手法を経済学に応用したものとのことだが、理系だけど、解析力学って?なので、新鮮に、さらっと読むf^_^; さすがに上級編は「さらっと」はいかず、よく分からないが、おまけ的な位相空間の説明とか、何度目かの「腑に落ちる」体験が出来、読後の充足感が高い。唯一の問題は、あまりにもわかりやすい説明に、さらっと読んでしまい、簡単にわかった気になってしまうことではないだろうかf^_^;

  • skunk_c

    これは面白かった。数式が出てくるけど、それを解かなくても説明を読めばその概念や思想が分かるので、現代マクロ経済学の動的マクロ理論がどのような考え方に拠っているのかが大掴みできる。要はケインズ経済学をミクロの均衡理論から数学的に演繹してしまおうという思想で、グラフを導く数式を編み出そうと物理数学を応用。で、この説明から見えてくる問題は、こうしたアメリカ(特にシカゴ大学系)の手法が道具として使われるんだけど、実はそれが実際の経済活動にきちんと対応できてるかは分からない点。数式という手段が目的化しているのでは。

  • masabi

    【要旨】経済学の難関理論動的マクロ均衡理論をその思想的背景も明らかにしながら解説する。【感想】前半の思想的背景が分かりやすくてよかった。今の経済学は高度な数学を扱うようだ。

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