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たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店 ハルキ文庫

長月天音

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758446686
ISBN 10 : 4758446687
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

銀座のはずれにある、ちょっと変わった「ちぐさ百貨店」。千種綺羅の祖母美寿々が営むこの店は、雑貨を売る傍ら、尻尾に魅力が隠された焼きたてのたい焼きも販売している。そんな店を訪れた人々の心を、美味しいたい焼きと所狭しと並べられたこだわりの品々が癒やしていく。ハンドメイドの一点物アクセサリー、親子をつなぐつげ櫛、季節外れのスノードーム、店頭に飾られた鯛の木型…。雑貨が人と人を、そして思い出をも、つなぎ癒やしていく、心温まる再生の物語!

【著者紹介】
長月天音 : 新潟県生まれ。大正大学文学部卒業。飲食店勤務経験が長い。2018年『ほどなく、お別れです』で第19回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さてさて

    『大切なものなんて、人それぞれだからね。「ちぐさ」のたい焼きの尻尾みたいに、外からじゃ何も分からない』。『たい焼き』も販売している銀座の外れにある『雑貨店』、『ちぐさ百貨店』を舞台に描かれるこの作品。そこには、そんなお店を守り続けてきた祖母と、アルバイトの葵、そして、店で働きはじめた綺羅の姿が描かれていました。『「ちぐさ」のたい焼き』が無性に食べたくなるこの作品。3人それぞれの個性のぶつかり合いに味を感じるこの作品。『雑貨』と『たい焼き』という組み合わせの面白さが物語に絶妙なアクセントを加える作品でした。

  • シナモン

    銀座にあるたい焼きも食べられる雑貨屋さん。お店を切り盛りするのはサバサバしてるおばあちゃん、人生にちょっと行き詰まってる孫、たい焼き担当のアルバイトの青年。居心地良さそうな空間で紡がれる物語は温かく。切ないラスト待ってたけど素敵な物語でした✨雪国の春の訪れを語る描写はまさにそう!って感じで新潟出身の長月天音さんならではだなぁと嬉しかったです♥️

  • machi☺︎︎゛

    銀座のはずれにある「ちぐさ百貨店」。百貨店とつくけれどここの名物は尻尾に隠し味があるたい焼き。後は店主の美寿々さんが自分の好みで集めた雑貨たちが並ぶ。憧れの仕事に就くも理想と現実の違いで辞めてしまった美寿々の孫、綺羅はちぐさ百貨店を継ぐ事に。一つ一つの雑貨に込められた願いやそれを買いに来るお客さんの願いや思い。美寿々と綺羅、初めはいい関係とは言えなかったけど美寿々の本音を知って変わっていく綺羅も良かった。

  • みかん🍊

    40歳にして会社を辞め引き籠もっていた綺羅は銀座でちぐさ百貨店を営む祖母に呼び出される、母が亡くなった時に遺品を全て処分され恨みに思って18年間行っていなかったが子供の頃から大好きだった祖母とお店、百貨店といって雑貨を売るお店祖母が集めた素敵な物が並んでいる、しかも鯛焼きを売り始めてからは銀座の名物なり雑貨より売れる程になっていた、90歳になる祖母は孫の綺羅に店を継がせる決意を固めていた、百貨店のお仕事小説と思ったら家族の物語、アルバイトの葵くんとお店を継いで行く事を決心する心温まる優しい作品だった。

  • Karl Heintz Schneider

    銀座のはずれにあるちぐさ百貨店。洋を問わず様々な雑貨が所狭しと並べられている。元々扱っていたのは雑貨だけだったけどとあるきっかけでたい焼きを扱うことに。そのエピソードにほのぼの。久々に帰って来た孫の綺羅がバイトの葵クンとともに近々引退する祖母の後を継ぐべく奮闘する物語。「アンタはアンタ、アタシはアタシ、それぞれの場所でちゃんと生きてきた。それぞれの場所でちゃんと生きていてくれればいい、それが人生ってもんだろ。」18年ぶりに孫に会った祖母のせりふ。かっこいい!と思いつつ、そこまで割り切れるものなのか。

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