ちへいせんのみえるところ

長新太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784939029011
ISBN 10 : 4939029018
フォーマット
出版社
発行年月
1998年10月
日本
追加情報
:
25cm,1冊

内容詳細

ちへいせんのみえるところ。いったいなにがでる? ぼくのかお、ぞうのかお、おおきな火山、南極のペンギン、それから…? ちょっとふしぎな絵本。78年エイプリル・ミュージック刊の再刊。

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地面から様々なものが現れては消える。 画...

投稿日:2021/03/12 (金)

地面から様々なものが現れては消える。 画面中央を真横に走る線は地平線なのだろうが、我々の知っているそれと同じものではないのだろう。 長新太の真骨頂とも言うべき不思議と可笑しみに溢れた傑作。

哲 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン さん

    黄色と水色の色合いがとってもきれいです。その部分が出てきたものによって草原に見えたり、海原に見えたり。不思議だな。ぴょこんと顔を出す男の子が可愛かった。文字は「でました。」だけです。

  • greenish 🌿 さん

    ちへいせんのみえるところ。いったいなにがでる? 長新太さんの不思議な不思議な絵本  ---麦畑のような一面黄金色の地平線。空は曇天。そこから、少年の顔・ゾウの顔が飛び出てきたと思ったら・・・ぺ、ペンギン!? 「でました。」というたった一言で、想像力・ワクワク感がかきたてられます。 ページを繰るたびに、「でました」「で、でた!」「えーーー!」っと心の中で呟いてしまうことうけあい。愉しい絵本でした。

  • Willie the Wildcat さん

    『日本の絵本100年100冊』で、気になった1冊。地平線、水平線、そして”空”平線?!1つの言葉だけで、この世の中の無限性を語っている感。「あなた(読者)なら、次は何を想像するの?」と、何処までも読者の創造力を広げようと、問いかけているかのような流れ。曇天の下、風になびく草原に隠れる潜む世界。現在のご時世もあり、少年の表情も意味深。『ないた』など、作者ののイメージを塗り替えるMSG性のある一冊。

  • 野のこ さん

    海にも草原にも見えるちへいせん。このあいまいな色合いが優しい雰囲気で好き。長新太さんのちへいせんにはなんでも「でました」なのね!!そう言えば青春のころ、千葉県の一面の菜の花畑にひょこっと顔を出して写真を撮った私もちへいせんの「でました」って感じでした(笑)

  • anne@灯れ松明の火 さん

    荒井良二さんの「こどもたちはまっている」に、本作が自分の絵本の原点で、オマージュであると書いてあったので、すぐに探して読んだ。こちらは、極めてシンプル。すべて、同じ草原?(他の方の感想で、海とも取れるとあり、なるほど)と地平線の背景。文字も「でました」だけ。だが、出てくるものが、突拍子のないものばかり! 長さんはやっぱりスゴい! これを超えるものはできないわ。

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人物・団体紹介

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長新太

1927年東京都生まれ。2005年没。漫画、絵本、挿絵、イラストレーション、童話、エッセイなどあらゆるジャンルで活躍。『おしゃべりなたまごやき』(作・寺村輝夫/福音館書店)で第5回文藝春秋漫画賞、『キャベツくん』(文研出版)で第4回絵本にっぽん大賞、『トリとボク』(あかね書房)、『ヘンテコどうぶつ日

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