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さいごの散歩道

長嶺超輝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784844137535
ISBN 10 : 4844137530
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もしも大切な人が『要介護』になったとき、あなたはどうしますか?本書は、大人と子どもが一緒に読んで、これからを考えるための絵本です。

【著者紹介】
長嶺超輝 : フリーランスライター。長崎県生まれ。大学卒業後に弁護士を目指すも、後に断念して現職。法律や政治、経済などをテーマとする取材や執筆を中心に行う

夜久かおり : 熊本県出身。印刷会社勤務を経て、現在フリーランス・イラストレーターとして活動中。ボールペンを用いて、イラストレーションを制作している。主な仕事に、装幀画や文芸誌の挿絵など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちえ

    とても重い本で暫く感想を書けなかった。自分の仕事(ケアマネ)を省みても責任の重さを感じてきた。実際今までも気になる家族はあった。でも「大丈夫」といわれてしまうと無理にすることはできない。振り返ることばかり。自治体や包括支援センターに伝えても実際に何かが起こらなければ、なかなか動かない現実。実際、地方自治体や包括も色々なことを国から投げられて手が足りない現実。 モデルになった方は仕事に就き生活されていたが雇用調整のため仕事を失ったことで生活が狂い最後自死されている…。↓

  • る*る*る

    『子どもは育っていき、やがて、親から離れていく。成長の喜びがある。しかし、親の介護には、終わりが見えない。世話を重ねれば重ねるほど、相手は少しずつ衰えていく。』 実話をもとにしたフィクション。静かにハルと母の話が進んでいく。ハルと同じような事、起こらないとは言えない。

  • ochatomo

    読友さんレビューで知る 『この物語は、実話を基にしたフィクションです。』 実話は「裁判官の爆笑お言葉集」p126参照 後日談は https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3799/1.html 認知症の母を世話する息子が叙事詩のように淡々と描写する 『幼いころは逆の立場だったなと、ハルは思い返していた。』『「もう、あんたの世話になりたくない!」母は叫び続けていた。』 区役所やケアマネジャーの心無い言葉が悲しい 3人の方がどうすればよかったか後書きに寄せる 2019刊 

  • ochatomo

    【再読】 出版社がクラウドファンディング利用 https://readyfor.jp/projects/last-promenade 帯に『大人と子どもが一緒に読んで、これからを考えるための絵本』とあるが、内容は中学生以上、主に大人向けだろう 介護離職防止コンサルタントの倉澤篤史氏『ケアマネジャーの責任は重い』 臨床心理士の伊藤秀成氏『自信を失うと、かえって他人を頼れなくなりやすい』 介護福祉系弁護士の外岡潤氏『他人事ではない“セーフティネットの欠如”』 助けてもらう経験で“受援力”を培う重要性

  • りょうちん

    図書館の新刊コーナーより、優しい表紙に惹かれて手に取りました。(これは失礼な表現かもしれませんが)単なる絵本ではありませんでした。介護・貧困などの社会問題に向き合い、問いかけてくるものでした。ボールペンで描かれたイラストが残酷な現実が心にしみます。「この物語は実話を基にしたフィクションです」とのこと。文章は社会派のライターさんです。巻末には介護離職防止コンサルタント、臨床心理士、介護福祉弁護士がそれぞれの立場から、介護を取り巻く問題について述べています。きっと今もどこかで誰かが助けを求めているのでしょう。

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