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ニールス・ボーアは日本で何を見たか 量子力学の巨人、一九三七年の講演旅行

長島要一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582745184
ISBN 10 : 4582745180
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「相補性原理」が物理学の枠を超え、文化的な意味合いを強めた背景には、ボーアが日本で触れた自然や人々の暮らしぶりがあった―。

目次 : 第1章 ニールス・ボーアの半生―一八八五年‐一九三七年/ 第2章 仁科芳雄、ボーアを日本へ招く/ 第3章 ボーア一家の来日―一九三七年四月七日‐十八日/ 第4章 東京帝国大学での連続講義―四月十九日‐二十八日/ 第5章 日光から仙台へ―講演旅行1 四月二十九日‐五月六日/ 第6章 霊峰富士と古都―講演旅行2 五月七日‐十九日/ 第7章 帰国後のボーア

【著者紹介】
長島要一 : 1946年東京生まれ。コペンハーゲン大学異文化研究・地域研究所DNP特任研究教授。日本・デンマーク関係史のほか、森鴎外、アンデルセンの研究者・翻訳家としても知られる。第3回森鴎外記念会賞、第31回日本翻訳出版文化賞、2002年コペンハーゲン大学最優秀教師賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    p.28 1927年9月:ボーア、相補性原理を提唱(電子が粒子であるか波動であるかをいうことは不可能であり、その確率を語ることで満足しなければならない。) p.12 富士山は頂上から裾野まで全貌を現すことは稀だが、同時に想像することで全体を把握できる。ボーアは、富士山は相補性を具現しているかのように語った。

  • 渓流

    タイトル通り、まさに、ボーアが日本で何を見たのか、ボーアに代わり筆者が書いた滞在記。もう少し、物理的な内容化と思ったが、文系の学者に、物理内容の記述は難しいか。

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