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テント日記 / 「縫うこと、着ること、語ること。」日記

長島有里枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560094570
ISBN 10 : 4560094578
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

長年縛られ、苦しんできた母との関係に変化を生み出すために始めたテントの共同制作。母と初めて向き合い、あの日々の前に立ち止まったまま動けなかったわたしの一部が、動き出す。二人の「母」と共働した二つの作品―実母とともにテントを制作した日記と、パートナーの母とともにタープを制作した日記。写真21点収録。

目次 : テント日記/ 「縫うこと、着ること、語ること。」日記

【著者紹介】
長島有里枝 : 1973年、東京都生まれ。93年、アート公募展「アーバナート#2」でパルコ賞を受賞し、デビュー。95年、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。99年、カリフォルニア芸術大学MFA写真専攻修了。2001年、写真集『PASTIME PARADISE』(マドラ出版)で木村伊兵衛写真賞受賞。10年、短篇集『背中の記憶』(講談社)で三島由紀夫賞候補、講談社エッセイ賞受賞。15年、武蔵大学人文科学研究科社会学専攻博士前期課程修了。20年、写真の町東川賞国内作家賞受賞。22年、『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』(大福書林)で日本写真協会学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きゅー

    実の母とのいざこざや口論が赤裸々に書かれており、しばらく不愉快な思いをしながら読み進めた。しかし読み終えると、また違った感想が湧いてくる。自分たちの気持ちをぶつけ合って、擦りあって、それでもそうやって傷つくのはやはり根っこに何かしらの信頼があるからだ。本書の後半は、義母との共同作業の記録となっているが、前半とはうってかわって安心できる、普通の日々の記録となっている。だからこそ、実母とのいがみ合い、仲直りの日々が眩しく感じる。そこには本来さらけ出されない極私的な心のあわいがある。芸術ってそういうものだよね?

  • Sylvie

    思うことがたくさんあるのでゆっくり言葉にしたい。取り敢えず、最近距離を置かざるを得なかった自分の母に連絡。お菓子作りを手伝ってもらうとき、この本を渡してみることにした。

  • じゃあもしもし

    複雑で、関係が絡み合い、各々の家庭で事情が起こっている、そんなあらゆる「家族」の問題を自分が語るのは難しすぎるが、 テント日記に綴られた毎日の出来事には端々に愛情ばかりを感じれた。それがまた辛くもあり愛しくて、読んでいる間ずっと悲しかった。 「家族を諦めたくない」という一文を見て、自分も同じように思っていたし今もそうだなと思えた。 勇気が出る本だった。また読む。

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