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夏の終わりの時間割 講談社文庫

長岡弘樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065236833
ISBN 10 : 4065236835
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

小学六年生の祥と放火容疑をかけられた知的障害のある信。二人の少年の友情を綴る表題作はじめ、困難に直面した様々な境遇の人々を描く六編。彼らの不自然な行動に隠された「想い」とは?意外な真相と心に染みる人間模様。短編の名手が贈る、ほろ苦くも優しく温かなミステリ集。

【著者紹介】
長岡弘樹 : 1969年、山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞し、’05年『陽だまりの偽り』でデビュー。’08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。’13年に刊行された『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位、「このミステリーがすごい!2014年版」第2位となり、’14年の本屋大賞にノミネート。テレビドラマ化もされ話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ikutan

    長岡さんらしく緻密に練られたキレのいい短編が六つ。特に印象に残ったのは後半の二作品。空き巣を生業にしている男が主人公の『焦げた食パン』は、細かな空き巣の手口が語られた前半から引き込まれ、後半の再犯時の違和感の正体になるほどと。何より、その真相に胸が痛み、男の罪の重さを突き付けられた。表題作の『夏の終わりの時間割』では、小学六年生の祥と知的障害のある信の友情が描かれる。放火容疑をかけられた信がとった必死の行動に震えたし、意外な真相にも驚かされた。

  • ベイマックス

    6つの短編集。視点(語り手)を変えて推理してみたら面白い。

  • ニカ

    短編だけど、ミステリ要素もしっかりとしていてどの話しも良かった。「三色の貌」「ガラスの向こう側」が好き。

  • katsubek

    ミステリー短編集とショートショートの中間ぐらいのイメージ。もう少し、尺を長くした方が面白いのではないかと思う話が多いようだ。また、話の方向性が様々で、まとまりが見えにくいという嫌いはある。が、一つ一つのお話は、それなりに魅力はある。

  • 坂城 弥生

    ほろ苦い後味の短編集。

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