Books

シベリア抑留の全収容所を解き明かす 異国の丘に眠る同胞に捧げる鎮魂の史

長勢了治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562075508
ISBN 10 : 4562075503
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シベリア抑留関連の日ソ双方の膨大な資料を徹底的に読み込み、各収容地区の抑留者数、死亡者数、所在地などを特定。生還者たちの数多くの手記を引用し、労働、食事、疾病など収容所での過酷な生活の実態を明らかにした労作。

【著者紹介】
長勢了治 : 1949年北海道美瑛町生まれ。翻訳家、歴史学者。北海道大学法学部卒業後、三菱ガス化学に勤務。退職後、ロシア極東大学函館校でロシア語を学び、シベリア抑留問題の研究者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 土偶

    リタイア後シベリア抑留の翻訳研究に取り組まれている著者。各資料からの総まとめとも言える内容で、シベリア抑留という言葉からイメージする抑留生活がかなり覆されたのも事実。 夏にタシュケント・ナヴォイ劇場や日本人墓地を訪れたんだが、これだけ膨大な収容実態だと家族も名もない収容者のことは誰の記憶にも残らないままで歴史の片隅に忘れさられるんだろう。 衝撃だったのは夫に家族で収容所に帯同し、しかも出産までされた妻たちも。ひめゆりのようににわか看護隊として戦地に送られ、シベリア抑留になる少女たちが多数いたことだ。

  • みんな本や雑誌が大好き!?

    抑留された地によって、待遇の差は若干なりともあったようです。極寒の地であったか、まだ極寒ではないレベルの地であったかの違いもあります。食料不足、重労働も若干の差はあったようです。 発疹チフスの蔓延で高い死亡率を記録した収容所もあれば、死亡者がゼロのところもあったそうです。日本軍にしても、捕虜扱いに関して所長などによって、ところによって違いがあったように、残酷なソ連軍にあっても、その違いは多少はあったとのこと。シベリア抑留問題をライフワークにしてきた著者による執念の一冊。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/4551cf02-6344-48a5-ae9a-6f909838aaa8

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items