Books

隠された神サルタヒコ

鎌田東二

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479840503
ISBN 10 : 4479840508
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1999
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とし

    謎の多い神・サルタヒコに関する多角的考察。天孫降臨における導きの神であり、天津神と国津神を接続する神であり、アメノウズメの夫であり道祖神であり渡来神でもあり、天狗的で武神的な性格もあれば庚申講とも繋がりを持つという、まったく掴みどころのないサルタヒコについて、多くの識者が講演や論文(?)や手記や対談といったバラエティーに富む方法で考察したものを集めた一冊。これを読むことによって、人によってはさらにサルタヒコがわからなくなるかもしれない。個人的には細野晴臣氏(元YMO)と鎌田氏の対談が面白かった。

  • ニシムラサキ

    筆者14名による多面的な論考。各著者のテーマが違い、混乱を招くが、神話とはそのようなものであろう。私は北沢氏のコスモロジー観が印象に残った。しかしこれだけ高名な学者が揃っても答えがあやふやなのは、何か肝心な要素が欠けているのではないか。ヒントになりそうなことは多々書かれてあるが、分かる人にしか分からないであろう。14名も揃えるなら学者ばかりでなく、山伏や舞踏家の意見を聞きたかったものだ。

  • しいかあ

    なんつーか、カオス。みんないってることが違うんだもん。アメノウズメのウズ一つにしたって、ある人はそのまんま渦のことだというし、またある人は蔦を頭に巻いた人のことだという。さらには海蛇のことだという人もいたり。万事がこの調子で、全くまとまりが無い。その中で、橋本裕之の文は、中世の「王の舞」という芸能は、もともとはサルタヒコの神話とは無関係だったということを丹念に解説しており、その上で「王の舞=サルタヒコ神話」という思い込みを前提にした論説をバッサバッサと斬り捨てている。ある意味メタ民俗学といった感じ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items