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橋の上の「殺意」 畠山鈴香はどう裁かれたか

鎌田慧

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582824520
ISBN 10 : 4582824528
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

秋田県で起きた「連続児童殺害」事件。33歳のシングルマザーは何故、幼い命に手をかけたのか。多くの謎に包まれた畠山鈴香の人物像と殺意の真実を描きながら、何が裁かれたのかを究明する。

【著者紹介】
鎌田慧 : 1938年青森県弘前市生まれ。64年に早稲田大学文学部を卒業後、新聞、雑誌記者などを経て、フリーのルポライターとして独立。著書は、『反骨 鈴木東民の生涯』(講談社文庫/新田次郎文学賞)、『六ヶ所村の記録』(岩波書店、講談社文庫/毎日出版文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ykmmr (^_^)

    約15年くらい前、日本を騒がせたオンナ。まずは「どうして我が子を手にかけたのか?」一番知りたい事だったのだが、正直、理由が分からなかった。第二の事件の方が『理由』的には理解可能だが、被害者の家族からすると『意味不』にしかならない。自分の心情を冷静に整理出来ない事、また、彼女には「私の事も気持ちも、みんな分かっていない。」という動揺があるからこそ、やたらテレビパフォしたりしたのかなあ。私も自己肯定がそこまで高くないから気持ちはわかる。だけど、自分の子を含めて、非のない子供を手にかけるのはダメだよ。

  • どんぐり

    2006年に起きた「秋田児童連続殺害事件」で、被告の畠山鈴香がどう裁かれたかをルポルタージュした本。娘の彩香ちゃんに対する鈴香の殺意の認定、豪憲君の殺害・死体遺棄事件の動機・目的などあいまいな部分を残し無期懲役が確定し終わっている。「なぜ、彼女が罪を犯してしまったのか」は、このルポを読んでもよくわからない。精神鑑定では「解離性人格障害」や「広汎性発達障害」が取り上げらている。

  • ちくわ

    畠山鈴香の無期懲役を初めて知りました(死刑囚と思ってた)人間の持つ心の闇を何処から精神障害として判断するのか…ここが問われた裁判ルポになる気がします。しかしながら本書は被告側に寄りすぎた筆者の意見が情報の妨げになっておりここまで主観が入るとルポではないと思うのですね(ノД`)

  • ひとまろ

    秋田で起きた児童殺害事件のルポ。 なぜこのような事件が起きたのか? 事件の背景や本人の生い立ちを追っている。 彼女もやはりというか父親から暴力を受けている。 おそらくそこから精神疾患が出てきたのではないかと思う。 鑑定では広汎性発達障害と診断されいくつかの精神疾患を指摘されている。 広汎性発達障害というと大阪姉妹殺害事件の山地死刑囚も同じ疾患で「反省の仕方が解らない、死刑にして欲しい」と 訴えていた。 事件になる前に誰かが気付いてあげられる社会の枠組みが必要だと思う。

  • もえたく

    約10年前に秋田県の山間の町で、ほぼ一カ月の間に一軒おいた隣同士、小学生の女の子と男の子が行方不明となり、遺体で発見された事件。逮捕されたのは女の子の母親、畠山鈴香。彼女に殺意はあったのかを追うノンフィクション。当時は衝撃的な事件だっただけに記憶に残っている。が、読んでも真相はモヤモヤした感じです。『健忘、解離、離人症』。

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