近現代史から見た日本戦略論 我ら、凛として戦略的たらむ

日本には中国や北朝鮮などに対し戦略がないといわれる。それよりもなによりも、日本人は遺伝子的に戦略を案出することが苦手な民族なのだ。なぜ、そうなのか。そして、それにはどうしたらよいのかを特に近現代史を通して提言。是非、政治を志す人や各界のリーダーたるべき人、そして若い自衛官をはじめ明日の日本を担う人々に読んで頂きたい必読の書。

目次 : 第１章　日本人の戦略思考のつめの甘さの例話五つ/ 第２章　日本人は、なぜ戦略思考が苦手なのか―戦略思考を阻害している要因/ 第３章　そもそも、戦略思考の対象である戦略とは何か/ 第４章　それでは一体どうやったら戦略を案出できるか―戦略思考法への一提言（自衛隊の状況判断の援用）/ 第５章　戦後日本人の戦略思考を変えたターニングポイント/ 第６章　戦略国家日本としての八つの基本的な視点/ 第７章　戦略の視点から見た日本の国づくりのための七つの提言/ 第８章　終章に換えて―私の体験的軍事力論　そもそも軍事とは何か

【著者紹介】
鎌田徹 : 昭和２３年３月３０日生。出身校：青山学院大学法学部卒（佐沼高校卒）。主要経歴：元一等陸佐、平成１６年３月定年退官。第３０普通科連隊（小隊長）（新発田）。幹部学校（指揮募僚課程）（市ヶ谷）。第４普通科連隊（中隊長）（帯広）。第７師団司令部（法務官）（東千歳）。陸募法務課（法規班長）（檜町）。第１教育連隊（連隊長）（多賀城）。陸募法務課（法務課長）（檜町）。神町駐屯地業務隊（隊長）（神町）。出身地：宮城県登米市南方町（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）