鎌田實

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本

脱・呪縛 世界をカエル

鎌田實

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784652202883
ISBN 10 : 4652202881
フォーマット
：
本
出版社
：
理論社
発行年月
：
2018年12月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
こやまこいこ ,  
追加情報
:
２１９ｐ；19

内容詳細

その呪いは、だれのもの？だれかのせい？なにかのせい？自分のせい？呪いをかけられたまま、呪いをかけたまま、時は過ぎていく？この本は、そこらじゅうに転がっている呪縛から卒業するための、君の保健室。２４時間オープンしています。

目次 : 第１章　脱・呪縛/ 第２章　脱・自縛/ 第３章　いろいろなやつがいるから、おもしろい/ 第４章　人生なんでもあり/ 第５章　未来は変えられる/ 第６章　君の保健室

【著者紹介】
鎌田實 : １９４８年６月２８日東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。３０代で院長となり、病院を再生させた。「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導く。現在、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長。一方、チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシの放射能汚染地帯へ１００回を超える医師団を派遣し、約１４億円の医薬品を支援。またイラクの４つの小児病院へ４億円を超える医療支援を実施、難民キャンプでの診察を続けている。国内では東北ほか全国各地の被災地に足を運び、多方面で精力的に活動中

こやまこいこ : 京都府生まれ。漫画家。夫と娘２人の４人家族。保育雑誌、児童書などのイラストも手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • mariya926 さん

    読了日：2022/04/12

    自分や周りの人や社会からの呪いや呪縛の言葉に縛られている青少年に向けたメッセージ。私もここ何年かで、それらの言葉から抜け出そうとしてきたので、それを上手いことメッセージにして伝えていると思いました。絵も素敵で読みやすかったです。「僕の中に獣がいた」父親の首を絞めさせた獣という存在がいる事を発見したのは凄いと思いました。聖書ではこの存在を悪魔(サタン)と言っていますが。普通の人はなかなか気がつかないと思いますが、人間の心をずっと研究する中で気づかれたのですね。

  • 藤月はな（灯れ松明の火） さん

    読了日：2019/02/19

    「大人はご遠慮下さい」との事でしたが、手に取ってしまいました。息苦しいのに手放せない呪縛から逃れたかったから。まず、鎌田氏の「心の中の獣」の話にドキリとした。思わず、目を逸らしたり、隠し通したい自分自身を見つめるのは勇気がいる。だけど、それから目を逸らすことなく、人や人生における希望も見つめる鎌田氏は凄い。ちょっとした日常で人は幸せになれるんだ！まさしく、この本は保健室だ。そして「怒りすぎは自分の人生を壊す」章は黒歴史の独善的でいつも怒っていた小学生時代と当て嵌り過ぎてイタタ・・・（＾＾；）

  • ネギっ子gen さん

    読了日：2021/10/18

    『がんばらない』『あきらめない』の著者が、患者に向き合う中で、また、チェルノブイリなどの苛酷な現場で、生身で感じ得た「生きる意味」を、そのために必須の「呪縛から脱する力」を、十代に向けて熱く真摯に語る――。＜※大人はご遠慮して下さい＞とあるが、その後、（十代のおさらいをしたい人なら、大歓迎です）と。【ここにもそこにもあそこにも、どこにも呪いや縛りに満ちた道はあった／せっかく生きているのに、呪われるなんて冗談じゃない、呪うなんて時間の時間の無駄遣い。縛られるなんて真っ平御免だし、縛るなんて体力知力の浪費】⇒

  • かおりんご さん

    読了日：2020/09/21

    児童書。いろいろ考えさせられます。小さい頃から苦労した著者だからこその言葉。十代に向けた愛のある言葉がいっぱい。高学年から。

  • る＊る＊る さん

    読了日：2019/02/22

    これは「10代の君たち」へ向けて書かれている。中高生に読んでもらいなぁ。もっと堅苦しい話かと。すごく分かりやすく読みやすい！『人は弱い生き物だから、人間関係は大切。でも、もっと大切なのは自分だよ。』不条理な世界の状況も紹介し、人間にとって1番大切なものは自由と伝えている。自分の人生を幸せにしようと思ったら、①感動すること。（セロトニンというホルモンが出て、大人になってから鬱病が出にくくなる）②相手の身になること。（オキシトニンというホルモン）この２つが大事。中高生よ、ちょっと意識して生活してみて！

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鎌田實

１９４８年、東京都生まれ。医師・作家。諏訪中央病院名誉院長。東京医科歯科大学臨床教授、医師として勤務のかたわら、地元長野で「健康づくり運動」を展開し、一方でチェルノブイリ、イラクなどの子供達の支援に取り組む。日本放送協会放送文化賞、ベストファーザーイエローリボン賞、武見太郎記念賞受賞

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