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移動困窮社会にならないために 新しいモビリティサービスへの大転換によるマイカーへの過度の依存からの脱却

鎌田実

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788719071
ISBN 10 : 478871907X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 近年、高齢ドライバーによる事故が社会問題になっている。しかし、マイカーへの依存度は高く、免許返納はなかなか進んでいない。特に公共交通が貧弱な地域では、運転に不安を覚えても、自由な移動を確保するためにマイカーを手放せずにいるケースも少なくない。
 高齢化が進むなか、過度のマイカー依存状態から脱却しつつ、移動手段に困らない社会を構築するためには何が必要かを考えていかなくてはならない。
 自動運転や電動化など、モビリティは100年に1度の変革期にあると言われている。様々な技術が開発される中、日本のモビリティにはどのような変革が起こるのか。自由な移動を確保するために、これからの日本のモビリティを考える。

【著者紹介】
鎌田実 : 東京大学名誉教授・一般財団法人日本自動車研究所所長。1987年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学工学部講師、助教授を経て、2002年東京大学大学院工学系研究科教授、2009年東京大学高齢社会総合研究機構機構長・教授、2013年東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。その後、2020年一般財団法人日本自動車研究所所長(現職)。専門は車両工学、人間工学、ジェロントロジー。国土交通省交通政策審議会、経済産業省自動走行ビジネス検討会、警察庁高齢運転者交通事故防止策に関する有識者会議などの委員、自動車技術会副会長、日本機械学会交通物流部門長などを歴任。交通文化賞(2015年)、自動車技術会論文賞(2021年)、日本機械学会論文賞(2022年)を受賞

宿利正史 : 一般財団法人運輸総合研究所会長。1974年東京大学法学部卒業後、運輸省(現国土交通省)入省。在インドネシア日本国大使館一等書記官、運輸大臣秘書官、内閣法制局参事官、航空局審議官、同監理部長、同次長、大臣官房総括審議官、自動車交通局長、総合政策局長、大臣官房長、国土交通審議官などを経て、2011年事務次官。その後、2013年東京大学公共政策大学院客員教授(現任)、2014年一般社団法人国際高速鉄道協会理事長(現任)、2021年公益財団法人日本海事センター会長(現任)。編著に『国際交通論』(東京大学出版会、2022年、第48回交通図書賞受賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あみやけ

    社会は確実に変わってきていますね。いつまでもマイカーの時代は続かないのかもしれません。実は自分は身体の問題で1年間車を持たなかったことがあります。実はここ2ヶ月間、また健康上の理由で運転できていません。ただ、意外になんとかなるかなと思っています。そう言いつつも、この度、久しぶりに新車を購入します。届くのが楽しみです。ただ、本書を読んで最後の車にしようかと思ったりもしました。いろんな意味で自分のためでだけでなく社会のためにも変化に対応していくことは大切ですね。うちの地区にもオンデマンド、あります。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。ざっと目を通した。高齢者による交通事故の統計。一般に高齢者とは65歳以上を指すが、この警察の統計では75歳を境目にしている。75未満の交通事故原因は不注意が多いが、75以上によると誤操作が増える(ハンドル回しやペダル踏み)▲振り返ると、マイカー移動が永遠なわけないもんな。

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