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毛沢東と中国 下

銭理群

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791766864
ISBN 10 : 4791766865
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文化大革命の嵐が吹き荒れるなか、権力闘争の陰で毛沢東思想を超えるべく思考し続けた青年たちがいた。そして時代は、「改革開放」のポスト毛沢東の時代へと進んでいく。世界第二位の強国へと登りつめた現代中国を真摯に見つめ、その問題と未来を展望する。第一回パジュ・ブック・アワード受賞作。

目次 : 文化大革命時代(一九六六‐一九七六)/ ポスト毛沢東時代(上)(一九七七‐一九八九)/ ポスト毛沢東時代(中)(一九九〇‐一九九九)/ ポスト毛沢東時代(下)(二〇〇〇‐二〇〇九)

【著者紹介】
銭理群 : 1939年生まれ、元北京大学中文系教授。北京大学時代は多くの学生を集めた人気教授であり、現代中国を代表する魯迅研究者として知られる。中国でいま影響力のある知識人のひとり。また自分自身が青年知識人として民主に取り組んできた経歴をもち、近年は現代中国における民主運動の歴史を精力的に整理している。『毛沢東と中国―ある知識人による中華人民共和国史』で第一回パジュ・ブック・アワード受賞

阿部幹雄 : 1975年宮城県生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。現在、慶應義塾大学、中央大学非常勤講師

鈴木将久 : 1967年生まれ。東京大学大学院中国語中国文学博士課程修了。明治大学政治経済学部教授

羽根次郎 : 1974年横浜市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。現在、中国社会科学院近代史研究所ポストドクター研究員

丸川哲史 : 1963年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得満期退学。明治大学政治経済学部/教養デザイン研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    いやー重い!「現代中国の歴史を理解しようとする人は誰でも、毛沢東を飛び越すことはできない。同様に、中国の現実と未来に注目する人は誰でも、毛沢東を回避することはできない。」一党専政を作り上げ、大多数の民衆を巻き込んでの革命運動、おまけにいつの間にか反革命側にされる恐怖、著者も当時は完全な毛沢東主義者で、そこから抜け出すのに大変な苦労があったようである。読み終えた後の余韻がかなり残る著作である。

  • メルセ・ひすい

    この書は魯迅研究の魁人の成果。共産中国で官製の解釈に基づくイデオロギー的束縛が最も強い領域での魯迅。そこでも自由な研究をラディカルに展開している。その意味でも毛が政権を掌握した時に産声を上げた銭氏の毛沢東評伝は大いなる意義の書と言うべきである。銭氏は中華人民共和国の殆どの重大事件を実地に体験してきた良識のある数多くない知識人の一人である。文化大革命の嵐が吹き荒れるなか、権力闘争の陰で毛沢東思想を超えるべく思考し続けた青年たちがいた天安門!…。現代中国を真摯に見つめ、その問題と未来を展望する。

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