鈴木邦男の愛国問答 集英社新書

鈴木邦男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087213010
ISBN 10 : 4087213013
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;18

内容詳細

二〇二三年一月に逝去した元一水会代表・鈴木邦男がウェブ週刊誌「マガジン9」に約一〇年にわたって連載してきた文章をテーマ別にセレクト。「愛国心」「憲法」「表現の自由」「差別と格差」「宗教と政治」「憂国」「右翼と左翼」という七つの論点を、彼独特の軽妙でユーモアたっぷりの語り口で論じる、まさに鈴木邦男の「遺言」とも呼べる一冊だ。解説を、リベラル論客として知られる思想史家・政治学者の白井聡が担当。

目次 : 第1章 愛国心/ 第2章 憲法/ 第3章 表現の自由/ 第4章 差別と格差/ 第5章 宗教と政治/ 第6章 憂国/ 第7章 右翼と左翼

【著者紹介】
鈴木邦男 : 1943年、福島県生まれ

白井聡 : 1977年、東京都生まれ。政治学者、京都精華大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • どら猫さとっち さん

    鈴木邦男さんが逝去してから、一年が経った。直接お会いしたことはないが、著書やYouTubeで読んだり観たりしていた。愛国者の在り方を、優しく厳しく、力強く信念を抱いた彼の言葉が、新書として登場した。マガジン9に掲載されたコラムを収録。解説には政治学者の白井聡氏が寄稿。“「愛国心」は大事だ。しかし、愛国心を超える「人間愛」も必要だ”。この言葉どおり鈴木邦男さんは、最後までそれを貫いた。亡くなられたのが惜しまれてならない。

  • にょろりん さん

    昔、テレビで話をされてるのを見て、一瞬で惹かれ、興味を持った。亡くなってもう一年以上経つけど、本当に残念。この本を読んでると、あらためてその人柄というのか生き様というのか、に、凄みを感じる。飄々と、にこやかに、説得力のある話をする、そんな様子をまだまだ見たかったな。

  • がんちゃん さん

    鈴木邦男さんに謝りたい気持ちになりました。私は鈴木さんの著作物を読んだのが本書が初めてでした。解説で白井さんも書いているとおり、鈴木さんの度量の大きさ、寛容さは孤立を恐れない覚悟があったからこそなんですね。亡くなってからではなく生きている間に鈴木さんの本を読んでいたかった。鈴木さん、ごめんなさい。右翼からも左翼からも非難される鈴木さんの立ち位置こそ、熱狂しやすい日本人のあり方を問うときに必要なものであり、冷静に物事を見つめるための大人の処方箋として鈴木さんの考えを大事にしたいなと強く思ったのでありました。

  • bittersweet symphony さん

    プロレス言論の世界のひとりだったというのが信じられない感はありますね。世の中きちんとものを考えていると、どこかにカテゴライズされるようなことから遠く隔たっていく事になるというのは普遍性のあることかもしれません。

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鈴木邦男

1943年、福島県生まれ

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