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Sf映画から考えるテクノロジーと社会の未来(仮)Dojin選書

鈴木貴之 (哲学者)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759816761
ISBN 10 : 4759816763
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

テクノロジーの進歩は、社会に大きな変化をもたらす。私たちは、現在のテクノロジー、そしてまだ見ぬテクノロジーとどう付き合っていけばよいのだろうか。本書では、生殖医療、遺伝子操作、サイボーグ、不老長寿、人工知能、仮想現実などを取り上げ、それぞれのテクノロジーの現状を整理し、『ガタカ』『ロボコップ』『マトリックス』といったSF映画も参照しながら、テクノロジーと社会の関係を予測する。気鋭の哲学者による刺激的論考!

目次 : なぜテクノロジーの未来を考えるのか/ 子供をつくる―『ジュニア』で考える生殖テクノロジー/ よりよい子供をつくる―『ガタカ』で考える遺伝子テクノロジー/ 生命を創造する―『ジュラシック・パーク』で考えるバイオテクノロジー/ 薬で頭をよくする―『アルジャーノンに花束を』で考える能力増強テクノロジー/ 身体を改造する―『ロボコップ』で考えるサイボーグ・テクノロジー/ 長く生きる―『永遠に美しく…』で考える不老長寿テクノロジー/ 考える機械をつくる―『2001年宇宙の旅』で考える人工知能/ 働く機械をつくる―『ターミネーター』で考えるロボット・テクノロジー/ データを分析する―『マイノリティ・リポート』で考える情報テクノロジー〔ほか〕

【著者紹介】
鈴木貴之 : 1973年、神奈川県生まれ。2003年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。南山大学人文学部准教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は哲学(心の哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヘラジカ

    著者が哲学者というだけあってアプローチが道徳的な方向に止まっている。提起される問題が、極端に言うと「良いか、悪いか」なのであまり科学技術に踏み込んでいないのは残念。各章のタイトルに映画が掲げられているもののあまり作品内容に絡めて論じていない。一般受けするための付け焼き刃のようでなんだか浅い印象を受けてしまう。要するに近い将来実現(普及)しつつある科学が、社会で容認されるか、または容認されるべきかといったことを軽く書いた本である。大学時代に受講した倫理学の授業を思い出した。新書で買ったなら満足したかも。

  • hirok@京都

    バイオテクノロジーや人工知能の今後について、SF映画を参考に考察された本。新作だけでなく古典的名作映画も紹介されていて、見てみようかなよいう作品がいくつかありました。

  • 入道雲

    これまでのSF映画や小説などで示されてきた科学技術や未来が現実なったか、まだ未完なのか。また、倫理的に見てどうなのかと言う投げかけもある。面白い観点の本である。

  • キミ兄

    人工知能やサイボーグなどかつてはSFでしかなかった技術が一般化してきたときに100年後の世界はどうなっているかという本。ただ例えばサイボーグについても「ドーピングですら線引きが難しくサイボーグも道徳的にダメといえるかどうか分からない」と結論から逃げているので、技術カタログみたいな本になってしまったのが残念。☆☆☆。

  • りらこ

    哲学者ならではの問題提起ってこういうことなんだなと思いながら読んだ。#netgalley 理系の思考とは違う、技術の進歩への警鐘でもあり、ある意味これからの人間社会の進化論でもある。映画は、キッカケに過ぎず、それをちょっと期待したけれどそこはあっさり。でも取り上げられている中で、まだみていない映画を見てみようかな。

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