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謎とき日本合戦史 日本人はどう戦ってきたか 講談社現代新書

鈴木眞哉

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061495685
ISBN 10 : 4061495682
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平家物語、太平記…、歴史を彩る軍記物に語られる数々の戦いを決したのは、陸軍「歩兵操典」が唱える白兵戦だったのか。「歴史常識」を問い直し、日本合戦譚の真実を資料から推理する。

【著者紹介】
鈴木真哉 : 1936年、横浜市生まれ。中央大学法学部卒業。防衛庁、神奈川県等に勤務。在職中から「歴史常識」を問い直す研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    白兵主義に対する疑問を歴史的に追っていき、白兵主義が日本の伝統ではないことを論じています。アプローチは面白かったです。

  • ようはん

    太平洋戦争における日本刀や銃剣による無謀なバンザイ突撃の源流は日露戦争後に日本陸軍が標榜した日本古来からの白兵戦至上主義から来ているが、日本における合戦史を詳しく調べると刀の打ち合いによる白兵戦が行われるのは基本レアケースで、原則は弓矢の撃ち合い等の遠距離戦が主流だった。この辺りの戦犯は様々であるが、江戸時代に成立した各合戦の軍記物語で白兵戦が描かれたのもあるという。

  • かみかみ

    古来本邦において合戦で活躍した武器は、刀剣よりも弓矢や銃といった遠距離から攻撃できる武器であることを史料から読み解く。そうした固定観念である白兵主義が生まれたのは永らく戦乱のなかった江戸時代以降の話であり、明治時代に近代的な軍制に移行した際に散々喧伝されていったという歴史は何とも奇なる変遷である。刀傷よりも石による負傷の方が多かったというのは興味深い。

  • May

    (記録としてサイトから転載)日本における戦闘は、古来より弓兵などを中心とした遠戦が中心であり、軍記物などに書かれている刀を振り回してのチャンバラのごとき白兵戦などはほんの例外に過ぎない。にもかかわらず白兵主義という戦術思想が生まれたのは、日露戦争後の陸軍が、故意によるものかどうかは分からないが、白兵主義は日本古来からの伝統であり、日本の特技であるとしたことからである。日本には「白兵主義時代」がかつてあったということは、軍記物の影響があり専門家の間にまで定着しているが、これは誤りである。(続く)

  • Honey

    ええっと、記憶が…f^^;

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