Books

資本主義は江戸で生まれた

鈴木浩三

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532191245
ISBN 10 : 4532191246
Format
Books
Release Date
May/2002
Japan

Content Description

「参勤交代は江戸のケインズ政策」「吉宗の改革は貨幣経済vs米本位経済の争い」――。なんと江戸時代の経済システムはれっきとした資本主義だったのだ! 豊富なトピックで江戸経済のダイナミズムを生き生きと描く。

【著者紹介】
鈴木浩三 : 東京都水道局目黒営業所長。1960年東京生まれ。中央大学法学部卒業、筑波大学大学院(経営・政策科学研究科)修了。83年東京都入庁、知事本部企画調整部課長補佐などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • でっていぅ

    於夏さんとかいう面白い人を見つけた。江戸のことしか書いてないので、読み終わった後でもタイトルに対してはそうなの?としか。自分の知識が少なすぎて断片的な雑学としてしか消化できなかったかも。火事が世直しかぁ、戊辰の江戸焦土作戦とかもそんなこと込みで考えてたんだろか。

  • 日の光と暁の藍

    江戸時代の経済について、広く浅く取り扱う。全体を通じて著者が伝えたい主張が見えてこないため、散漫な印象を受けたが、情報量はそれなりに多い。網野氏の著作でも触れられていた中世日本社会の、農本主義対重商主義、という構図は江戸でも見受けられる。農本主義−享保の改革(徳川吉宗)、寛政の改革(松平定信)、天保の改革(水野忠邦)、武家重視、米を重視した経済。重商主義−田沼意次、商人重視、貨幣を重視した経済。経済政策実施機関としての町年寄の重要性。景気刺激策としての火事。火事の度に江戸が発展拡大などの話は興味深かった。

  • がんぞ

    歴史家には常識かもしれないが、たびたびの大火は火付けによる疑いが濃厚で消費刺激の意味を持っていたと江戸時代の三大改革といわれるものは農業中心の体制に戻そうとするもので失敗は必然であったと。支那から絹を輸入するために多くの金銀が流出した。それを防ぐには商品産出を奨励するしか無かった。田沼改革が継続すれば大名は没落しヨーロッパの絶対王政出現に似た経緯を辿る可能性が高かったと。

  • tohnas

    ☆☆☆☆

  • muko1610

    ★★★

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items