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ISBN 10 : 4797223642
Content Description
クラインは卓越した才能の持ち主であった。あれだけの数の条文、それを根拠づけた提案理由書をわずか2年ほどのうちにまったく独力で起草したとは、ただ敬服のほかはない。クラインは最上級の学識者、法制官僚であった。
目次 : 第1部 一七八一年の一般裁判所法―啓蒙主義と民訴法(マリア・テレジアとフリードリヒ大王/ オーストリア世襲領とベーメン地方/ マリア・テレジアの内治改革/ 法令の統一―編纂委員会/ AGOの実現―ヨーゼフ二世/ AGOの諸制度/ AGOとCJF/ AGOの修正―西ガリチン法)/ 第2部 一八九五年の民訴法―社会政策と民訴法(一八九五年法に先立つ諸草案・法律/ フランツ・クラインの出現/ 一八九五年法の審議/ 一八九五年法の主な特色/ 議会審議中のクラインの著作/ ドイツ人からみたオーストラリア新法案/ 法施工の準備/ 法施工後のクラインの著作/ クラインの昇進/ 二度の司法大臣・総選挙・講和条約/ クラインの死去/ オーストリア法の外国への影響/ むすび)
【著者紹介】
鈴木正裕 : 1932年東大阪市に生まれる。1955年京都大学法学部卒業。1970年神戸大学教授。1991年神戸大学学長。1995年神戸大学名誉教授。1996年甲南大学教授。現在、弁護士(1995年より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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