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甲子園と平壌のエース 東北高校・波山次郎と幻の北朝鮮野球

鈴木昌樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904184592
ISBN 10 : 4904184599
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

目次 : 第1章 記録の無い証言/ 第2章 在日の“部落”/ 第3章 甲子園のエース/ 第4章 国籍の壁/ 第5章 野球の“最高峰”/ 第6章 “故郷”と“祖国”/ 第7章 『平和の船』と万景峰号/ 第8章 北朝鮮野球委員会/ 第9章 “楽園”のエース/ 第10章 許されぬハッピーエンド

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さんつきくん

    8年ぶりに再読。受ける衝撃はやはり強い。真実は小説より奇なりを地でいくノンフィクション。少ない資料から、著者が調べあげ一冊にしたためた。もっと読まれても良いと思う。昭和30年代、宮城県の東北高校でエースとして甲子園ベスト4に導く活躍をし地元仙台を沸かせた波山次郎は大洋ホエールズに入団したが、プロの壁に阻まれる。ホエールズ退団後、彼は在日朝鮮人だったため、帰国事業で一家と共に北朝鮮へと渡る。彼は帰国後も野球をやりながら、鉄工所で勤務していたが、勤務中の事故により死亡。彼と家族が辿った数奇な運命に息を飲む。

  • さんつきくん

    甲子園、エース、東北高校、プロ野球、大洋ホエールズ、在日朝鮮人、帰国事業。これらのキーワードを基に著者が出来る範囲で可能な限りをつくし、調べあげたノンフィクション。波山次郎。彼は数奇な運命を生きた。甲子園を沸かせたエースだったが、プロでは芳しい成績は残せなかった。やがて彼は家族と一緒に北朝鮮へ帰国。数年後、日本人の夫に嫁ぎ、仙台に残った姉・春子に「波山次郎死亡」の知らせが来るのだった。記された現実にただただ唖然。仙台に残っていれば…と悔やむのみ。北朝鮮の国が国だけに謎が深い。その分、興味深い訳でもある。

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