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死者 / 生者 論 傾聴・鎮魂・翻訳

鈴木岩弓

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831515049
ISBN 10 : 4831515043
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東日本大震災の犠牲者への鎮魂を通じて、死者と生者が苦しみを共有するための方法を模索し、戦後の日本社会が排除してきた声に耳を傾け、魂の奥底にある言葉を翻訳する技術と理論を、医療・宗教・民俗・思想史の観点から解き明かす。

目次 : 見えないものを語るために/ 第1部 沈黙の声を聴く―傾聴とは何か(死者のざわめき―「宗教の地平」を探る/ 声にならない声を聴く―死者の記憶に向き合う宗教者/ 生者のざわめきを聴く―遺族の想いから生まれるもの)/ 第2部 支え合う死者と生者―鎮魂とは何か(「死んだら終りですか?」―慈悲のかわりめ/ 二・五人称の死者―“死者の記憶”のメカニズム/ 死者たちの団欒―彼岸で再会する人々)/ 第3部 生き残った者の生―翻訳とは何か(生き残るものの論理 声が届くこと―意味を抜くこと/ 謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声―酒井直樹の翻訳論再考/ 「彼らが幸せでいられるなら」―声・権利・責任/ 声を聴く者の倫理―マッサージ・傾聴・精神分析)

【著者紹介】
鈴木岩弓 : 1951年東京都生まれ。東北大学総長特命教授・同大学名誉教授。国際日本文化研究センター客員教授。東北大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。宗教民俗学・死生学専攻

磯前順一 : 1961年茨城県生まれ。国際日本文化研究センター教授。文学博士(東京大学)。宗教・歴史研究

佐藤弘夫 : 1953年宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科教授。国際日本文化研究センター共同研究員。文学博士(東北大学)。日本思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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