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生命の歴史 進化と絶滅の40億年 サイエンス・パレット

鈴木寿志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621086667
ISBN 10 : 4621086669
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生命の物語には、大きな転機が何度かあった。性の誕生、骨の獲得、水中から陸への進出、空への飛翔、そして大量絶滅事件。ついには、『生命の歴史』という本を出版するような生物、ホモ・サピエンスまで現れた。本書では、それらの転機をマイルストーンとし、地球に宿った生き物たちの40億年にわたる道のりを、生命誕生から順にたどる。

目次 : 1 生命の起源/ 2 性の誕生/ 3 骨格の獲得/ 4 陸上への旅立ち/ 5 森とその住人/ 6 史上空前の大量絶滅/ 7 中生代―現在の生態系の始まり/ 8 ヒトの来た道

【著者紹介】
マイケル・J・ベントン : 英国の古生物学者。ブリストル大学地球科学部門古脊椎動物学教授。古生物や恐竜に関する子供向けの書籍から、古生物学のスタンダードテキストまで著書多数

鈴木寿志 : 大谷大学文学部准教授。博士(理学)。専門は地球環境学、古生物学

岸田拓士 : 京都大学霊長類研究所研究員。博士(理学)。専門は進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 白義

    生命の歴史に始まりはあっても今のところまだ終わりはなく、更に重要なことだが目的も特にない。英雄なき、常にそこにある進化というプロセスの40億年に渡る集積がまさしく生命の歴史なのだ。本書では生命史への先入観を解きほぐし、分子生物学の知見もフルに活かして多細胞生物や性の誕生、骨格の形成といったターニングポイントに重点を置き最新の議論を紹介しながらこの悠久にして身近な歴史を的確にまとめている。化石による推測の妥当性、カンブリア大爆発をめぐる議論の概観など短いながらも刺激的でサイエンスパレットの中でも優れた一冊だ

  • 1.3manen

    新刊棚より。丸善でも新書はライブラリーの白黒カヴァー以外存在するのは知らなかった。2008年初出。19Cのルイ・パストゥールが、生命は自然に発生することはない、と結論付けたのは有名だという(22頁)。グレッグ・レイは1996年、動物の多様化は12億年前に起こっていたということを突き止めたという(92頁)。僕が学部時代、生命科学で学習した92年当時には知らなかった事実である。156頁のスケッチには、露ペルム紀末の動物で、コミカルなキャラのがいるな。生命の不思議はその進化の過程にあるが、生物多様性は大事だな。

  • Humbaba

    現在地球上では人間が反映しているが、人間が今の形をとったのは、地球の歴史から見ればほんの最近のことである。人間が生まれてくる前には様々な生物が、それぞれに生き残るために最善を尽くしてきた。それにより、地球上のほとんどの場所で生命体の姿が見られるという状況が生まれた。

  • チクタクマン

    5回もの大絶滅を生き残った生物たちの生命力に感服。大陸が一つ(パンゲア大陸)になった為に生物の多様性が損なわれ、それが大絶滅の原因の一つになったという話に一番驚いた。昼間は鳥類が飛んでいるために、コウモリは夜行性になったという話など、初めて知る事が多く楽しく読むことが出来た。

  • maple

    古生物の概観を知るために手に取った。1日で読み終えることのできる量で、簡潔にまとめてある上、ところどころユニークな表現があってとても楽しめた。予備知識が不足気味だったので、読む際には傍にイラスト満載の古生物図鑑をおき、並行して眺めたのは正解だったと思う。

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