Product Details
ISBN 10 : 4106037971
Content Description
日本語を話す人=日本人という「単一言語国家」であり、歴史上侵略された経験がない日本人は、いかなる言語を育んできたのか。数種類の一人称代名詞をもち、「相手依存」で自己規定する私たちの言葉の不思議。言語社会学の第一人者が、言語と文化への深い洞察をもとに、日本語観、外国観、そして日本人の自己像を考える。時代を経ても色褪せない必読の論考。
目次 : 第1章 日本人は日本語をどう考えているか(日本語を捨てる日本人/ 明治以後の日本人の国語観 ほか)/ 第2章 文字と言語の関係(日本語の表記体系は果して不合理か/ 日本語の表記としての漢字 ほか)/ 第3章 世界の中の日本語の位置(日本語は大言語である/ 単一言語国家と多言語国家)/ 第4章 日本文化と日本人の言語観(異民族、異文化との特殊な接触形態/ 日本社会の等質性について ほか)/ 第5章 日本の外国語教育について(目標を見失っている英語教育/ 英語はもはや「英語」ではない ほか)
【著者紹介】
鈴木孝夫 : 慶応義塾大学名誉教授。1926年、東京生。同大文学部英文科卒。カナダ・マギル大学イスラム研究所員、イリノイ大学、イェール大学訪問教授、ケンブリッジ大学(エマヌエル、ダウニング両校)訪問フェローを歴任。専門は言語社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
袖崎いたる
読了日:2017/04/14
みつ
読了日:2021/03/07
もだんたいむす
読了日:2025/12/06
アンゴ
読了日:2023/12/12
Kazuo Ebihara
読了日:2020/03/04
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

