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蔦屋重三郎 平凡社新書

鈴木俊幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582860672
ISBN 10 : 4582860672
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歌麿、写楽、北斎などの名だたるスターを見出した稀代の仕掛け人「蔦重」の足跡と、江戸の町人文化や出版事情などを解説。2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」の予習に最適な一冊!

【著者紹介】
鈴木俊幸 : 1956年、北海道生まれ。中央大学文学部教授。専攻は近世文学、書籍文化史。中央大学文学部国文学専攻卒業。同大学大学院博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 軍縮地球市民shinshin

    大河ドラマ便乗本なのだが、著者はその大河ドラマの版元考証を担当している国文学者。近世国文学が専門なので、本書は蔦重の伝記というよりも、蔦重が世に送り出した本を中心に生涯が語られているという内容。松平定信による寛政改革は、出版統制を行い言論弾圧をしたというのが、日本史学の通説となっているが、国文学では違った理解をしている。「松平定信による思想・言論統制の一環で、それが書物類だけでなく、地本類にまで及んだことを示す見解があるが、そもそも「言論」概念は近代のものであり、この時代の受け止め方とは大きな隔たりがある

  • サケ太

    蔦屋重三郎はいったい何をしたのか。事績からかかっ割った人物たちまで追えるのはありがたい。

  • qwer0987

    蔦屋重三郎の事績を過不足追える内容となっており勉強になった。蔦重という人はアイデアマンで、精力的な人のようだ。文芸の交流の場でもあった吉原で育った彼は、まず吉原の店紹介で独自のアイデアを生かし、その後の出版でもいろいろな仕掛けを施していく。そして人脈を生かし多くの絵師や文人に本や絵をかかせる。東洲斎写楽の発表なんかは彼らしい演出が感じられる。またニーズを掘り起こすことも見事で、寛政の改革後の時流を見越して、教訓話を次々と書かせて地方にも売り出す様は商売人としての手際の良さを見るようであった

  • ジュンジュン

    大河ドラマ「べらぼう」関連本。生きた時代や有名人との交流を最小限に(他書ではこちらがメインになると思うが)、本来の出版業の足取りを追える。ただ残された史料は多くない為、どうしても「〜だろう」や「〜と思われる」という推量が多くなっている。

  • そうたそ

    ★★☆☆☆ 「べらぼう」の考証・指導を務めているという著者による書。蔦重の評伝であるが、内容は良くも悪くも教科書的というか、蔦重に関する新書は数冊読んだが、それらほどの満足度はなかった。とはいえ、シンプルにまとめられており、かつ程よい内容量。とりあえずの大河の副読本として読むにはちょうどいいかもしれない。

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