Books

古事記物語 角川ソフィア文庫

鈴木三重吉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041023051
ISBN 10 : 404102305X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大正8年童話誌「赤い鳥」に発表して以来、長年愛され続けてきた歴史童話。愛する妻イザナミを追って黄泉の国を探すイザナギの物語「女神の死」。知恵と勇気にあふれたヤマトタケルの冒険「白い鳥」など、力強く美しい神話世界がここに蘇る。日本を代表するもっとも分かりやすく美しい古事記入門の書である。音読にも最適。

目次 : 女神の死/ 天の岩屋/ 八俣の大蛇/ むかでの室、へびの室/ きじのお使い/ 笠沙のお宮/ 満潮の玉、干潮の玉/ 八咫烏/ 赤い盾、黒い盾/ 白い鳥/ 赤い玉/ 宇治の渡し/ 難波のお宮/ 大鈴小鈴/ しかの群れ、ししの群れ/ とんぼのお歌/ うし飼、うま飼

【著者紹介】
鈴木三重吉 : 児童文学者、小説家。1882年、広島市生まれ。1936年没。東京帝大英文科卒業後、1906年、夏目漱石の推薦で短編小説「千鳥」を発表し、翌年短編集『千代紙』を刊行。童話集『湖水の女』刊行後、童話を多く発表。新浪漫派的作風を持ち、作品世界には一貫して美しいリリシズムが流れる。1918年には初の童話・童謡誌「赤い鳥」を創刊し、全国に自由画運動、綴方運動を普及させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 月讀命

    日本の神話は、例えば、イザナキとイザナミの岩を挟んでの夫婦喧嘩などは、神なのに余りに人間臭い。妻が一日千人殺せば、夫は一日千五百人生ませるから一向に構わないと開き直るあたりは面白いものだ。・・・だから日本人は、一日五百人ずつ人口が増えて国が繁栄するそうである。21世紀に入り、初めて人口が減少しつつある状況で、古事記の信憑性が問われるかも・・・。もしかして、黄泉比良坂の石が地震で動いて通行可能となり、イザナギとイザナミが因りを戻してしまったのではあるまいか。それはそれで再びマグあって新しいものを生むかも。

  • mazda

    これまで読んだ古事記の中では、とても細かく書かれていて面白かった。改めて読んでみて面白かったのは、邇邇芸命の話。美人の咲耶媛とみにくい石長媛を見たとき、迷わず石長媛を実家に送り返してしまうという、神様の血統とは思えない行動が面白い。このせいで、天皇も寿命を持つようになった、という話。いかにも人間臭い話が、古事記のいいところではないだろうか?

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    大正8年に鈴木三重吉が『赤い鳥』に載せたもの。文体もやわらかく、とっつきにくさがなく、童話的。古事記は読めば読むほど、神々しいよりも人間くささを神たちに感じる。

  • ポウ

    初めてちゃんと読んだけど、古事記って天皇の起源を書いてるんだね。これ、作り話にしちゃあとても良くできてるよね。 本当かと思っちゃうし、ある意味本当なんじゃねえかとも思ってるよ。うん。読み物としてもとても面白かった。 島の始まりは淡路島!とか言ってね。 ちなみにkindleで読みました。 とっても読み易いねkindle。 最高。

  • あんこ

    とてもきれいな言葉で読みやすいのですが、まあ、日本の神々の自由なこと!欠点だらけでエゴむき出しなんですよね。つっこみどころ満載です。後半はもう、血なまぐさい骨肉の争い。これらの逸話が実際はどういう事だったのか、日本書紀ではどのように記されているのか、興味が湧いてきました。日本の古代史って面白いなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items