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気候変動への「適応」と法 アメリカに学ぶ法政策と訴訟

釼持麻衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326404018
ISBN 10 : 4326404019
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

アメリカの気候変動対策のうち特に「適応策」に光を当てた初の法学的研究。本書は、人間の生命・身体・財産や生態系への悪影響を防止・軽減するための「適応策」について、法的な規制を含めた適応策の導入が進んでいるアメリカの動向に着目する。

目次 : 第1章 気候変動への適応と法政策の全体像/ 第2章 気候変動への適応に関する法制度の展開/ 第3章 気候変動への適応策に伴う収用と財産権/ 第4章 気候変動への適応に向けた法律実施の可能性/ 第5章 不十分な気候変動への適応策に対する国家補償/ 第6章 気候変動への適応をめぐるアメリカの法規範と日本の法政策への示唆

【著者紹介】
釼持麻衣 : 公益財団法人日本都市センター研究員。上智大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士前期課程修了、ペース大学LL.M.in Environmental Law修了、上智大学大学院法学研究科博士後期課程修了。2016年より現職。専攻は、環境法学・行政法学。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 中将(予備役)

    アメリカにおける気候変動適応策の法学的研究。環境政策の最前線であろう分野について根拠法令、行政の動向及び判例・定立された基準がかなり最近のことまで押さえられていて、大変興味深かった。公用収用に当たるかどうかの判断に加え、当たる場合の補償が気候変動による不動産の減損が加味された相当額なのは面白かったし、立法者の言及の有無で行政裁量を統制し、判断代置はしない判例法理は専門的分野の法の在り方として納得させられた。

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