Books

生きることのはじまり

金満里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480042033
ISBN 10 : 4480042032
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1996
Japan

Content Description

指一本で表現できる宇宙がある。身体障害者だけの劇団「態変」の主宰者が、自らの半生を通して、「生きる」とはどういうことか、人間の尊厳とは何かを問いかける。

目次 : プロローグ ミルク玉つぶし/ 第1章 母、そして幼い頃/ 第2章 障害児施設へ/ 第3章 暗いトンネル/ 第4章 運動/ 第5章 生きることのはじまり/ 第6章 自分をたよりに/ 第7章 劇団「態変」旗揚げす/ 第8章 宇宙的な時間

【著者紹介】
金満里 : 1953年大阪生まれ。在日の二世。3歳の時ポリオに罹り、最重度の身体障害者になる。21歳の時から24時間介護による自立生活を始め、現在、身体障害者だけの劇団「態変」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しゅん

    幼くして障害を抱え、在日2世の芸人の娘として育ち、「青い芝の会」運動に目覚めやがて遠のき、「不良」生活を目指して演劇を見つける半生。ほとんど見殺しのような、7歳で入った施設の描写が強い。南国の美しい少女が、ベッドから落ちて廃人同然の汚い物体となっていく。「私」もやがてその生命を諦め、自らの差別心を発見する。差別の中の差別も描き、欲望同士の綱引きとして障害者と健常者が対等になる場を思考する。無鉄砲と思慮、愚かさと賢明さが混ざる記述を追う。なんだか元気が出る。

  • kentaro mori

    劇団「態変」という劇団を知っているだろうか。今度観るから楽しみだ。⚫️六年生になった頃、あるときふっと(私がこれからも重度障害者として生きていかなければならないのに変わりはない。ということは、私にとって障害者であるということを抜きには、これからの人生もないということだ。それなら、障害者のことを考えていけるような、運動のようなものを避けては、これからの私の生き方もないのではないか)というようなことが浮かんだ。その時、「運動」という言葉がたしかに浮かんだのだ。

  • takao

    ふむ

  • 雨巫女

    障害者が演技する舞台をみてみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items