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ISBN 10 : 4396115237
Content Description
日韓併合へと道を開いた伊藤博文は、韓国では侵略の元凶、いわば極悪人である。著者によれば、すべての罪を伊藤に着せて憚らない韓国人にとって、伊藤は誤解されたままの存在である。彼の統治理論と、死後に展開された併合とは、似ても似つかないものであるからだ。一方、伊藤を暗殺した下手人・安重根の本当の姿を知る日本人は少ない、と著者は嘆く。安は単越した文人であり、天皇崇拝者であり、平和思想家であった。その短い一生を調査して見えてくるのは、テロリストに隠されたもう一つの顔だ。共に誤解された二人の英雄―韓国系中国人の比較文化学者が、真の日韓関係を問う!
目次 : 序章 私の体験的伊藤博文、安重根論/ 第1章 韓国人が知らない知性人・伊藤博文/ 第2章 伊藤博文は、韓国侵略の「元凶」か/ 第3章 日本人が知らない安重根/ 第4章 思想家・安重根/ 第5章 「伊藤VS安」の対立構図、再発見/ 終章 日韓和解への道はある
【著者紹介】
金文学 : 1962年、韓国系三世として中国・瀋陽に生まれる。比較文化学者・文明批評家。東北師範大学日本語科卒業。大学講師を勤めた後、来日し、京都大学大学院を経て広島大学大学院博士課程修了。現在、広島文化学園大学、福山大学、安田女子大学で教鞭を執っている。日本を中心に日・中・韓3国で執筆・講演活動に励み、著書は3カ国で70冊以上に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Porco
読了日:2018/04/21
がんぞ
読了日:2019/07/31
tban
読了日:2018/01/09
小川
読了日:2020/10/11
zisuke
読了日:2018/09/02
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