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韓国人が知らない安重根と伊藤博文の真実

金文学

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396115234
ISBN 10 : 4396115237
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

日韓併合へと道を開いた伊藤博文は、韓国では侵略の元凶、いわば極悪人である。著者によれば、すべての罪を伊藤に着せて憚らない韓国人にとって、伊藤は誤解されたままの存在である。彼の統治理論と、死後に展開された併合とは、似ても似つかないものであるからだ。一方、伊藤を暗殺した下手人・安重根の本当の姿を知る日本人は少ない、と著者は嘆く。安は単越した文人であり、天皇崇拝者であり、平和思想家であった。その短い一生を調査して見えてくるのは、テロリストに隠されたもう一つの顔だ。共に誤解された二人の英雄―韓国系中国人の比較文化学者が、真の日韓関係を問う!

目次 : 序章 私の体験的伊藤博文、安重根論/ 第1章 韓国人が知らない知性人・伊藤博文/ 第2章 伊藤博文は、韓国侵略の「元凶」か/ 第3章 日本人が知らない安重根/ 第4章 思想家・安重根/ 第5章 「伊藤VS安」の対立構図、再発見/ 終章 日韓和解への道はある

【著者紹介】
金文学 : 1962年、韓国系三世として中国・瀋陽に生まれる。比較文化学者・文明批評家。東北師範大学日本語科卒業。大学講師を勤めた後、来日し、京都大学大学院を経て広島大学大学院博士課程修了。現在、広島文化学園大学、福山大学、安田女子大学で教鞭を執っている。日本を中心に日・中・韓3国で執筆・講演活動に励み、著書は3カ国で70冊以上に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Porco

    伊藤博文は、韓国では絶対悪とされ、日本でも評価が高いとは言えないけれども、実はすごい人だった。安重根は、韓国では絶対的英雄で、日本ではテロリストとも義士ともされますが、実は先進的な思想を持った人物だった。というのが、本書の主張です。安重根が伊藤博文を撃ってしまったのは、安重根が伊藤博文を理解していなかったから、とのこと。韓国系中国人で、日本で研究活動をしているという、著者のバックグラウンドならではの視点です。ただ、評価について割いている分量が多くて、事実についての記述は最小限ですね。

  • がんぞ

    閔妃暗殺が日本公使の陰謀としても大院君の手引だし、王宮守護もできない薄弱野蛮政権は滅びる必然。国民意識も未熟なかに重根の父はキリスト教宣教師に大学設立を懇願したが退けられ幻滅。重根は武力蜂起を「独立運動家」として/憲法起草者、憲政の確立者として伊藤博文が大偉人であるのは日本人の常識/重根は悪人でなく粗暴で知能と知識が足りないだけであったようだから暗殺に失敗して有期刑になれば「親日知識人」になれて、南朝鮮人に崇められるという屈辱は避けられたろうに/差別意識は改変困難から友好のため「併合歴史不言及」を提案する

  • tban

    韓国系学者の限界か 伊藤博文を再評価するということで興味深く読んだが、 結局は三世といえど韓国系ということだろうか、 妄想と資料の区別すらできないというか、遺墨から 人柄を推測するのはまだいい、しかし伊藤が養子に入る前の 姓である林から、朝鮮人の可能性を言い出すに及んでは まあ、韓国系の学者の限界としかいえないという見本のような 1冊だったなというのが感想です。残念。

  • 小川

    安重根ときいて日本人のわたしはテロリストつまり伊藤博文を暗殺した人物であるということ以外何も思いつきませんでした。彼に憎悪のようなものを向けていたわけではないけど改めて知ることの大切さを知った。知識があれば嫌いなものはなくなるのかもしれない。

  • zisuke

    そういえば、安重根についてほとんど知らなかったなぁ

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