Books

織田信長という歴史 『信長記』の彼方へ

金子拓

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585054207
ISBN 10 : 4585054200
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2009
Japan

Content Description

信長の生涯はいかに記録され伝わったか。信長の家臣太田牛一が著した「信長記」。複数残る自筆本や写本の系統分類と比較検討。成立・伝来に関わった中世末から近世にかけての人びとの歴史に対する向きあい方に迫る。

【著者紹介】
金子拓 : 東京大学史料編纂所助教。1967年山形県山形市に生まれ、同地で育つ。東北大学文学部卒。同大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員を経て、1998年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 兵衛介

    非常な労作。太田牛一『信長記』の書誌学的研究。内容そのものの検討はほとんどなく、複数伝わる自筆本や諸写本の伝来由来や諸写本間の文言の異同、綴方の違いから成立年代を探ったりする。長篠合戦で論争になる鉄砲の数は池田家本を元に、三千丁の記述が肩に「三」を書き足してあるから元々千丁だったという説があるが、尊経閣文庫本が池田家本より古態を留めている比較的初期の写本であることがわかったので、元々三千丁だったと考えて良いのではないか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items