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日本のオルタナティブ 壊れた社会を再生させる18の提言

金子勝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000613941
ISBN 10 : 4000613944
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

終わらない不況、家計の悪化、人権の軽視、深まる対米依存、民主主義からの逸脱…なぜ日本はここまで壊れてしまったのか。その原因はいったいどこにあるのか、なぜいまだ変わることができないのか。権力への忖度とは無縁の学者たちが、日本の課題を抉り出し、未来への提言を率直に語る。

目次 : 第1章 経済―電力会社を解体し、賃金と雇用が増える地域分散型経済をつくる/ 第2章 税・社会保障―蟻地獄のような税・社会保障を、どう建て替えるか/ 第3章 社会―「不平等・差別・強制」にどう立ち向かうか/ 第4章 外交・安全保障―東アジアに相互信頼のメカニズムをどうつくるか/ 第5章 沖縄―焦点としての沖縄/ 第6章 政治―今とは反対の政治をつくる

【著者紹介】
金子勝 : 1952年生まれ。立教大学大学院特任教授。財政学、地方財政論、制度経済学

大沢真理 : 1953年生まれ。東京大学名誉教授。社会政策

山口二郎 : 1958年生まれ。法政大学法学部教授。行政学、政治学

遠藤誠治 : 1962年生まれ。成蹊大学法学部教授。国際政治学

本田由紀 : 1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授。教育社会学

猿田佐世 : 1977年生まれ。「新外交イニシアティブ」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    アベノミクスは完全なる失敗であった、という論線なんだけれど、あまりに反阿部、反自民でちょっと驚く。偏ってるのか? 文末参考文献リストは良い。  電力会社解体して電力無料に、という主張は面白い。 これからは地域分散ネットワーク型システムだねやっぱり 2020年刊

  • くものすけ

    猿田佐世氏の沖縄問題(辺野古移設)、日米地位協定の不合理さの指摘などは他の書籍でも展開されている通り、沖縄県民に過大な犠牲を強いている事を本土国民はもっと自分(日本全体)の事として認識を新たにするべきだと思う。冒頭のたとえ話が強烈…1クラス47人の学級で遠足に行き、クラス全員の荷物を一人に背負わせている様なものと…第二次世界大戦では県民の1/4が犠牲になったにもかかわらず、現在もなお且つ戦後80年状況は悪化しているのは確かに可笑しい!

  • しゅー

    ★★選挙前の読書第二弾と言ったところだ。かなり党派性が強い本なので、政権に対する攻撃的な書きぶりがきつく、無党派層の私でもだいぶ辟易とした。金融緩和をソフトランディングさせる方法も、おかしなことは言っていないのだが、特定の個人をディスるネーミングをするセンスは学者としてほめられたものではない。「電力無料化」と言うお花畑な提言が最初の方に出てくるのも印象を悪くする。せっかく良い章もあるのに。こういう本では、租税努力が足りない政府への批判が書かれるのに、野党の公約に入らないのは何故だろう?大事な論点だと思う。

  • のら

    第5章を除き、文章全体から自民・安倍憎しが滲み出ている。提言内容以前に、こういった文章だと強固な野党支持層以外には響かないのではないだろうか。そして肝心の提言内容も凡庸な内容に留まっており目新しさは無い。個人的には残念な一冊。

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