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わたしと小鳥とすずと

Misuzu Kaneko

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784323034515
ISBN 10 : 4323034512
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2005
Japan

Content Description

すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい…。金子みすゞの詩の世界が、親しみやすくかわいいキャラクターで楽しめる絵本。心と心をつなぐ温かさ、心に響くやさしさがいっぱいの1冊。

【著者紹介】
金子みすゞ : 1903年(明治36年)山口県長門市仙崎(当時大津郡仙崎村)生まれ。本名は金子テル。大正末期から昭和の初めにかけ、雑誌「童話」「赤い鳥」「金の星」に投稿し、「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されながらも、26歳の若さでこの世を去りました(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    金子みすゞさんの詩は優しい目線と包容力に溢れています。絵もほんわかしていて穏やかになれます。土はたくさんの生命を育てていずれは影に隠れます。影に隠れても支えているのです。影は太陽があるからできるのです。おてんと様が顔を出すとみんな生き生きとします。鳥は歌い、猫はまったり、わたしはほっこり。みんなを照らしてくれています。みんなのこころを温めてくれます。みんなそれぞれの役割がありますから、調和して循環しています。ありがとう!にはありがとう。ごめんね!にはごめんね。山は教えてくれます。気持ちもこだまするんです。

  • やま

    癒され、やさしく、深い思いやりがあり、感動する詩です。 字の大きさは…大。 金子みすゞさんを初めて知りました。「私と小鳥とすずと」は、詩に添えられている挿絵も、ほんわかして、笑顔がで、癒されるものです。猫が「だれにもみんな よいところが あるんだニャ」と言っている挿絵は、詩と相まって、自分は、自分。人と違っていても、それが当たり前だよと言っているように聞こえます。つい、つい人と比べてしまう自分(笑) 自分を肯定でき、自信が湧いてきます。あたりまえの言葉ですが、その言葉が、胸にストーンと入って来ます(笑顔)

  • テルテル

    自然がおりなす現象を人それぞれの個性ととらえ、『自分にあって人にはないもの』こそ自分の最高の宝物(個性)てあると歌った詩だと感じた。生きとし生けるものには、それぞれ役割がありバランスを保って、成り立っている。私たち人間も何らかの使命があって生きている。『こだま』のように自分が出した声が自分に返ってくる。『私は私。誰でもない』ありのままに生き続けなさいというメッセージが伝わってくる。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』に共感する詩。他人を羨む暗い『あな』を作ってはいけない。自分らしく生き続けることが大切。

  • あーちゃん♪

    やはり有名な表題作品と、こだまでしょうか、などが好き。土と草は感動すらした(^-^)

  • 双海(ふたみ)

    「わたしと小鳥とすずと」・・・国語の教科書の扉に載っていた詩。思い出深い。

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