おばぁたちの台所 やんばるでつないできた食と暮らしと言葉の記録

金城笑子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766137743
ISBN 10 : 4766137744
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p;21

内容詳細

「食べる」「料理する」は、生きる一番のよろこび。沖縄本島北部・大宜味村に暮らす、19人のおばぁ、おじぃの食と暮らしの話。著者による、地元の海と畑の食材を生かした伝統食の知恵と、それにまつわる料理24品。

目次 : 1章 海、畑とつながるおばぁたちの食卓(山川ハツさん(93歳)―南洋から引き揚げて故郷へ 女手ひとつでつないだ暮らし/ 平良節子さん(90歳)―手指の跡形に温かみがある その名もティーパンパン/ 前田サエ子さん(87歳)/山城イソさん(82歳)―おしゃべりもごちそうのうち 釣った魚で囲む2人のごはん ほか)/ 2章 残したい、やんばる伝統の食材と料理(「長寿県沖縄」を育てた主食、ウム(さつま芋)/ 生活を支えたのは、目の前にある海の恵み/ お祝いの定番ごちそう、豚料理 ほか)/ 3章 「笑味の店」という、食文化をつなぐ場所

【著者紹介】
金城笑子 : 笑味の店店主。管理栄養士。昭和23年、沖縄県生まれ。女子栄養短期大学卒業後、栄養士として学校給食に携わる。平成2年、沖縄・大宜味村の豊かな食文化を今に伝えるため「笑味の店」をオープン。おばぁ、おじぃたちがつくる島野菜など、旬の食材を使った伝統的な家庭料理を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    「長寿の里」として知られる沖縄本島北部の大宜味村。 ここで食堂「笑味の店」を営む著者が、集落で暮らすおばぁたちの日常の食事とその暮らしぶりを聞き取りした記録。こんなおばあ達の作るご飯を食べてみたい。美味しいだろうな〜。

  • たまきら さん

    読み友さんの感想を読んで。すべての人生が愛しい。愛のこもった料理と作り出す指先に目を凝らす。フルカラーの素晴らしい写真をなぞりながら、密度の濃い文章を読みました。宝物のような一冊です。沖縄の友人に感想を話したら、「素晴らしいお店だから今度行こう」とのこと。は〜うれしいな。食べるという毎日の儀式が人をつなげていく感じ、本当に愛しいです。素晴らしかった。

  • noko さん

    やんばるエリアに住む、おばぁ達が何を作り何を食べているかを、10年以上に渡り訪ねて調べた本。著者は笑味の店の店主。長生きしているおばぁ達の食事を見てみると、地場で採れた旬の農作物と海産物をよく食べている。そして、よく働く。働くといっても金銭的な働きではなく、自分の畑や家事やちょっとした家族の世話で、とにかく動いている。そして戦争中は皆さんご苦労されて、やんばるのジャングルの中で、ソテツをとって、川で毒抜きして食べたりと、辛い経験をしていた。食べ物に困った過去があるから、孫などにカメーカメー攻撃するのかも。

  • お抹茶 さん

    著者は沖縄県大宜味村で「笑味の店」を営む。おばあに自慢の料理や若い頃からの苦労話,健康の秘訣を取材する。やんばる伝統料理や食材も紹介。知らない素材や料理が多い。豚の顔皮であるチラガーや青パパヤーはよく食べられる。クジキン(クズウコン)のデンプンと砂糖を紅芋で混ぜ合わせたおやつ・ティーパンパン。他にキャッサバからとったデンプンも欠かせない。佃煮,和え物,炊き込みご飯,味噌汁に活躍するヤンバルタケノコ(ホテイチク)。ウム(さつま芋)も不可欠。豚は「鳴き声以外すべて食べる」おもてなしの定番。

  • bunca さん

    料理の参考になるかと思って読み始めたけれど、土地独自の食材をふんだんに使用しているので再現は難しそう。 おばあたちの心のこもった料理が、素朴だけれど魅力的。

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