真景累ケ淵 どこまでも堕ちてゆく男を容赦なく描いた恐怖物語 ストーリーで楽しむ日本の古典

金原瑞人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265050109
ISBN 10 : 4265050107
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;22

内容詳細

どこまでも堕ちてゆく男を容赦なく描いた恐怖物語。

【著者紹介】
金原瑞人 : 岡山県生まれ。翻訳家、法政大学社会学部教授

佐竹美保 : 富山県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ままこ さん

    武史、蓮二、涼子ら三人の高校生達が『真景累ヶ淵』を原作にコミケに出店する本を作る事になる。原作を知っている武史が二人に『真景累ヶ淵』の内容を語っていく。その内容とは自業自得の男が因果にがんじがらめになってどこまでも堕ちていく血生臭い話だった。赤と黒の不安を煽る装画によくそこが表されている。因果応報な話の様だかそうは言い切れないところもあり恐ろしい…。ひんやりと謎を残したラストだった。

  • 星落秋風五丈原 さん

    現代の子供達が怪談をリメイクしよう!と盛り上がりながら少しずつ円朝落語のあらましが語られてくる話中話。それにしても連鎖が止まらない無間地獄。

  • せんむ さん

    ざっくり言うと「これ児童書として、どう思うか?」の課題で読了。後半、そんな課題も吹っ飛ぶ面白さでした。三遊亭圓朝の原作を、金原瑞人さんが現代の若者を織り交ぜながらのストーリー仕立て。*罪を重ねながらも時折ふと訪れる改心。しかし、そこに目を付けた様に顔を出す己の業。救われないラストと言われるが、私は寧ろホッとしてしまった。

  • モモ さん

    どうしようもない飲んだくれの深見新左衛門が酔いと怒りにまかせて、盲目の鍼医で金貸しの宗悦を切り殺すところから話が始まる。新左衛門の息子が宗悦の娘に恋し、誤って殺してしまうなど、終わりがない負の連鎖。これでもかのドロドロの話も分かりやすく描かれていて、なかなか良かった。原作で読んだら、あまりにも悪い人ばかりで、もう結構となりそうなので、これくらいでちょうどいい感じでした。

  • 杏子 さん

    怖いというより、ただただ恐ろしい。殺しの連鎖が次々と繰り広げられる。あまりに狭い範囲で次々とあるので、目眩がしそうなほど。怖いといえば、そこらへんに草刈りの鎌が転がっていたり、包丁の刃を逆さまにしたような道具が転がっていることが怖いと思った。最後のオチもこうきたか!というふうに ぞくぞくっときた。

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