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バビロン 1 -女-講談社タイガ

野アまど

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062940023
ISBN 10 : 4062940027
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最悪が動き出す。
瞠目せよ。これが鬼才・野アまどが描く史上最悪の物語。

東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社と大学が関与した臨床研究不正事件を追っていた。その捜査の中で正崎は、麻酔科医・因幡信が記した一枚の書面を発見する。そこに残されていたのは、毛や皮膚混じりの異様な血痕と、紙を埋め尽くした無数の文字、アルファベットの「F」だった。正崎は事件の謎を追ううちに、大型選挙の裏に潜む陰謀と、それを操る人物の存在に気がつき!?

<著者紹介>
2009年『[映]アムリタ』で、第一回「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。2013年に刊行された『know』(早川書房)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。その他の作品に『2』(メディアワークス文庫)『野アまど劇場』(電撃文庫)などがある。

【著者紹介】
野アまど : 2009年『「映」アムリタ』で、「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。2013年に刊行された『know』(ハヤカワ文庫JA)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • た〜

    最初の頃は「普通のミステリー?」と思ったが、やはり野崎まどだった。ただどんどん訳がわからなくなり、そのピークに達したところで「次巻に続く」だとぉ!?待ちきれんよ

  • さばかん

    瞠目せよ。   これが絶望の物語。  あの女は――悪だ。

  • まりも

    野崎まど最新作。東京地検特捜部検事・正崎善が追っていた、製薬会社と大学が関与した臨床研究不正事件が大きな事件へと変化していく話。素晴らしい!これぞ野崎まどといった感じの傑作でした。最初は普通のミステリーだと思って読んでいたら、中盤以降から作者特有のヤバさ溢れる展開になっていき、ページを捲る手を止めることが出来ませんでした。こんな展開になるとは予想だに出来ません。曲世はまだ本領発揮していないだけに、今後の展開がどうなるのかめっちゃ気になりますね。この大事件が今後どうなるのか。次巻も楽しみです。

  • aquamarine

    東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社と大学の関与する不正事件を追ううちに押収された書類の中に真っ黒になるほどのFの文字で埋め尽くされた髪の毛や皮膚の混じった血痕のついた書面を発見し…。最初の掴みはばっちり、その後もとにかく展開がスピーディでページをめくるのがもどかしいほど。思いがけない展開に置いていかれないかとドキドキしました。アニメ化とのことで、確かにアニメに向いていそうですが細かい部分を端折ってしまったら勿体ない気がします。物語はまだ序盤のようです。勿論こんなところで終われないので続きを読みます。

  • よっち

    製薬会社と大学が関与する臨床研究不正事件を追っていた東京地検特捜部検事正崎善が、捜査資料の中にあった謎の血痕や毛髪混じりの書面を発見し、相棒の事務官文緒とともにそれを探るうちに大型選挙の裏に潜む陰謀に巻き込まれていく物語。最初は奇異な事件こそあるものの、全体としては正崎が感じた違和感をきっかけにターゲットを絞り込んでいく、わりとオーソドックなストーリーだと思っていたのですが、後半の怒涛の急展開は予想の斜め上でしたね。一人の女により大きく動かされ、二転三転してゆく物語の行方はどうなるのか。次巻も楽しみです。

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