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ISBN 10 : 4480097961
Content Description
戦後日本を代表する哲学者による、ロングセラー入門書。ルネサンス期から現代まで、代表的哲学者約80人の理論の核心とそれが生み出された背景を丁寧に描き、哲学史500年の歩みを通覧する。中世の神に権威づけられた世界秩序は、17世紀の数学的自然学の誕生とともに人間の理性を基盤とした科学的世界観に移行していく。18世紀に登場した啓蒙主義とロマン主義の哲学の相克の歴史は現代まで形を変えて繰り返され、その反省の下で20世紀、新たな世界観を選びとろうとする実存の哲学へと繋がっていく。決定的な転換点に光をあてつつ、流れを一望する。
目次 : 1 近世の哲学(概観―ルネサンスから現代まで/ ルネサンスの哲学/ 古典的理性の哲学/ 啓蒙の哲学(イギリス/ フランス・ドイツ)/ ドイツ観念論/ 啓蒙主義とロマン主義―フランスとイギリス/ 十九世紀の哲学/ 十九世紀の哲学―ドイツ)/ 2 現代の哲学(概観―十九世紀とのつながり/ 分析の哲学と生の哲学/ 現代の哲学)
【著者紹介】
野田又夫 : 1910‐2004年。戦後日本を代表する哲学者。京都帝国大学で田辺元、九鬼周造、天野貞祐らの元で学び、大戦後の京都大学で、田中美知太郎、西谷啓治らとともに西洋哲学史および哲学専攻で教鞭をとった。のち関西学院大学教授、甲南女子大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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