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ISBN 10 : 4904774175
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【著者紹介】
野田伸一(のだ しんいち)
1982年 芝浦工業大学を卒業。(株)東芝にてモータ(産業、鉄道、エレベータ、自動車、家電・空調など)の研究開発に従事。
2000年 三重大学にて工学博士を取得。モータ査読論文25件、発表論文55件、特許32件、専門書5冊。表彰歴(オーム技術賞など6件)、芝浦工業大学の非常勤講師。日本機械学会会員、電気学会会員。
【目次】
第1章 モータの基礎
1. モータの構造
2. モータはなぜ回るのか
3. 実際のモータの回転構成と特性 3.1 三相誘導モータ
3.2 ブラシレスDCモータ
第2章 騒音・振動の基礎
1. 騒音・振動の基礎 1.1 自由度モデル
1.2 1自由度モデルの強制振動
1.3 設置ベースに伝わる力
1.4 多自由度モデル
1.5 振動モード解析の基礎
2. 振動測定の基礎、周波数分析 2.1 振動測定
2.2 振動測定の原理
2.3 各種の振動ピックアップ
2.4 振動測定の方法と注意点
2.5 周波数分析
2.6 振動データの表示
3. 有限要素法による振動解析 3.1 CAEとは
3.2 有限要素法による解析
3.3 振動問題への取り組み
3.4 固有値解析
3.5 周波数応答解析
第3章 モータ構成部品の機械特性
1. 円環モデルの固有振動数と振動モード 1.1 円環モデルの固有振動数
1.2 実験方法
1.3 三次元円環モデルの有限要素法による振動解析
1.4 結果および考察
1.5 まとめ
2. 実際の固定子鉄心の固有振動数 2.1 簡易式による固定子鉄心の固有振動数の計算
2.2 実験
2.3 実験結果
3. 有限要素法による固有振動数解析 3.1 解析方法
3.2 スロット底の要素分割法による影響
3.3 解析結果
3.4 スロット内の巻線の影響
3.5 まとめ
第4章 モータの電磁力
1. モータ電磁振動・騒音の発生要因 1.1 電磁力の発生周波数と電磁力モード
1.2 電磁力の計算
2. モータの機械系の振動特性 2.1 電磁力による振動応答解析
2.2 測定結果
3. 騒音シミュレーション
4. まとめ
第5章 モータのファン騒音
1. モータのファン騒音 1.1 ファン騒音の大きさと発生周波数
1.2 冷却に必要な通風量
1.3 ァンによる送風量
2. モータファンの騒音実験 2.1 実験対象のモータの構造
2.2 ファン騒音の実測による検証
2.3 実験による空間共鳴周波数と騒音分布の検証
2.4 共鳴周波数解析
3. モータファンの低騒音化 3.1 回転風切り音の発生メカニズム
3.2 等配ピッチ羽根による回転風切り音
3.3 不等配ピッチ羽根による回転風切り音
4. まとめ
第6章 モータ軸受の騒音と振動
1. モータの軸受の種類と特徴
2. 軸受音の経過年数の傾向管理
3. 軸受音の調査方法 3.1 振動法とは
3.2 軸受の傷の有無の解析方法
3.3 軸受の音の周波数
4. モータ軸受振動と騒音の事例
5. まとめ
第7章 モータの騒音・振動の事例と対策
1. モータ騒音・振動の要因 1.1 電磁気的な要因
1.2 機械的振動の要因
1.3 軸受音の要因
1.4 通風音の要因
1.5 モータ据付け架台の要因
1.6 モータの基礎要因
事例 1 モータの磁気騒音 音源
事例 2 ファン用モータのうなり音 音源
事例 3 ファンモータの不等配羽ピッチ 通風の音源
事例 4 インバータ駆動によるモータ インバータ音源音
事例 5 モータ固定子鉄心の固有振動数 共振伝達
事例 6 モータ運転時間経過による騒音変化 伝達特性
事例 7 モータのスロットコンビ 音源と伝達
事例 8 ボール盤用モータの異常振動 音源
事例 9 モータ据付け系の振動 伝達系
事例 10 隣のモータからもらい振動 伝達
事例 11 モータの架台と振動 据付け振動
事例 12 工作機械とモータの振動 相性の振動
【著者紹介】
野田伸一 : 1982年芝浦工業大学を卒業。(株)東芝にてモータ(産業、鉄道、エレベータ、自動車、家電・空調など)の研究開発に従事。2000年三重大学にて工学博士を取得。モータ査読論文25件、発表論文55件、特許32件、専門書5冊。表彰歴(オーム技術賞など6件)、芝浦工業大学の非常勤講師。日本機械学会会員、電気学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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