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晴追町には、ひまりさんがいる。はじまりの春は犬を連れた人妻と 講談社タイガ

野村美月

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062940009
ISBN 10 : 4062940000
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan

Content Description

僕が出逢った人妻は、
謎と笑顔が似合う人でした。

「文学少女」シリーズの著者が描く、優しい町の幸せと不思議。

心に傷を抱えた大学生の春近は、眠れない冬の日の深夜、公園に散歩に出かけた。「二月三日は、『不眠の日』です」。そこで彼に話しかけたのは、ひまわりのような笑顔を浮かべる、人妻のひまりさんだった。隣にもふもふの白い毛並みのサモエド犬を連れた彼女とともに、晴追町に起こる不思議な謎と、優しい人々と触れあううちに、春近はどんどんひまりさんに惹かれていき……。

<著者紹介>
2001年、『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門最優秀賞を受賞しデビュー。代表作に「文学少女」シリーズ、「ヒカルが地球にいたころ……」シリーズなどがある。今作は、初めて一般文芸レーベルからの小説刊行となる。

【著者紹介】
野村美月 : 2001年、『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門最優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    これまで恋してきたのはいつも人妻だった大学生春近が、眠れなくて出かけた深夜の公園で白い毛並みのサモエド犬・有海さんを連れた人妻ひまりさんと出会う物語。旦那の有海さんを見かけたことはないけれど、そんな彼だけを想って飼い犬の有海さんと強く優しく生きているひまりさん。彼女との恋にはなかなか希望が見えてきませんが、歳上にしか恋愛感情を抱けない巴崎や先輩天馬と彼女の夜理子さん、強面園長小鳥遊といった晴追町の個性的な人たちとの、不器用だけれど心温まる優しいやりとりがとても良かったです。是非続編を期待したい作品ですね。

  • まりも

    人妻にしか恋をしたことがない大学生・春近が、人妻のひまりさんと飼い犬・有海さんと出会うことで始まる物語。お相手は人妻という事で、ドロドロした感じなのかとビクビクしながら読み始めた訳ですが、ちょっと切なくて心が温まる良いお話でした。人ぬくもりのある交流だけじゃなく、ワンコ成分も豊富っていうのが良いですね。春近が少しずつ成長していく姿を感じれたのもグッド。何かふわっとした感じはしましたが、それも含めて野村先生らしい素敵な作品だったと思う。次巻があるなら、期待したいですね。

  • 佐島楓

    雰囲気が良い。まじめにずっこけているというか、登場人物が皆、真摯に生きているのにどこかずれており、そこがまた自然であるところに面白さを感じた。最後の季節になるまで、読んでみようと思う。

  • なな

    表紙イラストの雰囲気そのまま、ほんわかした優しいストーリーでした。サモエド犬の有海さんが可愛くて癒されました。人妻?!のひまりさんや、旦那さんの有海さんに関しては謎のまま終わりましたが、あまり深く考えず、その章ごとの謎解きを楽しみました。園長先生や天馬先輩と夜理子さんカップルが魅力的なキャラクターで面白かったです。続編があるようなので近々入手したいと思います。

  • まんがジジィ

    面白かったです。 続きが気になる、登場人物が見たい。 巴崎笑麻ちゃんが琴吹ななせちゃん(文学少女)とダブってしまう。(自分だけかな)

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