Product Details
ISBN 10 : 4750517895
Content Description
一〇〇年前から、市川房枝は女性の地位向上を訴えた。いまよりさらに男尊女卑、性別役割分業意識が強い時代にあって、どのように社会を動かそうとしたのか?そして今、彼女の願った男女平等は、達成されているのか。戦前は平塚らいてうと組んで、女性の参政権を獲得する運動をはじめ、戦後は、参議院議員として、女性差別撤廃条約批准を推進させ、男女雇用機会均等法の成立を後押しした。戦前の米国行き、ILO事務所勤務、独立して婦選活動、終戦後の公職追放、六〇歳直前で参議院初当選、八七歳で全国区トップ当選―働く女性のトップランナーとしての市川房枝八七年の生涯をたどる。
目次 : 国際連合と日本女性をつなぐ/ 「農家の娘」が一四歳で米国留学を目指す/ 平塚らいてうと女性の参政権をめざす協会設立/ アメリカへ渡る/ ILO職員として女性の労働現場を歩く/ 戦前の「婦選」活動/ 戦争を生きぬく/ 公職追放と参政権獲得と/ 無所属の参議院議員として/ 「政治と金」に抗して/ 市川房枝のジェンダー政策/ ジェンダー平等に向けての「長い列」
【著者紹介】
野村浩子 : ジャーナリスト。1962年生まれ。84年お茶の水女子大学文教育学部卒業。日経ホーム出版社(現日経BP)発行の『日経WOMAN』編集長、日本初の女性リーダー向け雑誌『日経EW』編集長、日本経済新聞社・編集委員、淑徳大学教授などを経て、2020年4月東京家政学院大学特別招聘教授。財務省・財政制度等審議会など政府自治体の各種委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Jessica
読了日:2023/10/18
Yoshiko
読了日:2023/06/07
takao
読了日:2024/01/12
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