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ベテルギウスの超新星爆発 加速膨張する宇宙の発見 幻冬舎新書

野本陽代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344982390
ISBN 10 : 4344982398
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オリオン座の中で明るく輝く星ベテルギウスは晩年を迎えている。ベテルギウスが爆発したら何が起こるのか。「宇宙の加速膨張」という衝撃的な事実は、どうして明らかになったのか。超新星の最新研究をやさしく解説。

【著者紹介】
野本陽代 : 東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。サイエンスライター、翻訳家。文部科学省宇宙開発委員会委員(2004年から11年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月讀命

    澄み切った冬の夜を飾る天空で一番有名な星座であるオリオン座。その一角のベテルギウスが近い将来『超新星爆発』を起こし、人類史上最大の天体ショーが始まるという事だ。肩にあたるベテルギウス(巨人の腕:赤い一等星)が無くなったら、オリオン座は何座になってしまうのでしょうか。リゲル(青い一等星)だけでは、オリオン座は甚だ淋しい気がします。ちなみに、リゲルは足という意味で、靴のメーカーの[リーガル]は、これに由来すると以前プラネタリウムで聞きました。今見ている光は640年前のものだから、もう既に存在していないのでは?

  • mitei

    宇宙の科学?の今現在分かっている基本的なところを忠実に抑えた印象。太陽が超新星爆発起こす時を見てみたいがさすがに生きてる間にはなさそうだな。

  • マーム

    オリオン座アルファ星のベテルギウスに超新星爆発へ向かうと見られる兆候ありと記事になっていたのは2011年1月のこと。2012年にも爆発するとされていたが、いまのところ兆候なし(笑)。ベテルギウスが爆発したら満月と同じくらいの明るさになると言われていますから、かつて藤原定家が『明月記』に「客星」と書き記したかに星雲の超新星爆発のように、昼でも見えるのか、興味が尽きません。本書はそのことに限定せず、宇宙の姿を解明しようとする天文学者たちによる天体観測の歴史、天文学の現時点における到達点にも言及しています。

  • shinano

    地球から最も近い赤色超巨星ベテルギウスの超新星爆発を見出しにした、野本さんの超新星を軸として宇宙論と天体物理学講演の要約本のような印象だった。新書らしい解かり易さであり、これまでに読んできた何冊かの宇宙論や天文学歴史等の概括的復習の一冊となった。序盤でのベテルギウスの超新星爆発に関するメディアの報道が、天文現象が含有する不確か性を説明できておらず、印象操作をして煽るのが情けなく思う。そしてそれを真に受け知識の無さでの「どうなるのだ!?」「地球は大丈夫なのか!?」で騒ぐ人々へこの一冊の効き目を期待したい。

  • ikatin

    これまでの宇宙論全般のオーバービューの部分は良しとして、超新星に特化した部分は大変興味深かった。やはり奥が深い。超新星以外にも宇宙の灯台になり得る現象がみつかればいいのにと真剣に思う。

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